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そんな使い方じゃ意味がない!プロが教える、損しないポイントの貯め方

ファイナンシャルプランナーの大野先生が、ポイントを損しないように使うコツについて教えてくれました。初心者は数を絞って早めに使う、キャンペーンには踊らされずに有効に使うなど詳しく解説!

この記事の監修者
監修者プロファイル

ファイナンシャルプランナー大野高志

1級ファイナンシャルプランニング技能士、CFP®(日本FP協会認定)。独立系FP事務所・株式会社とし生活設計 代表取締役。予備校チューター、地方公務員、金融機関勤務を経て2011年に独立。教育費・老後資金準備、税や社会保障、住宅ローンや保険の見直し、貯蓄・資産運用等多角的にライフプランの個別相談を行うとともにセミナー講師として活動しています。
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たくさんのポイントカードとレシートのイメージ

 

ここ数年で「ポイ活(ポイント活動)」という言葉が浸透しつつあり、2019年10月~2020年6月に実施されたキャッシュレス・ポイント還元事業でポイントの還元・利用をされた方も多いのではないでしょうか。

 

しかし、ポイントの種類や利用できる店舗・施設等もさまざまで、どのように貯めて使えばいいか困っている方もいると思います。今回は、ポイント利用初心者向けにポイントについての考え方をお伝えします。
 

ポイント初心者は数を絞って早めに使う

ポイントと言っても、種類は多岐に及びます。大きく分類すると、以下の6つに分かれます。


【1】多くの店舗・サービスで使える共通ポイント

(Tポイント、楽天ポイント、dポイント、Ponta等)
【2】チェーン店・グループ独自のポイント

(スーパーマーケット、ドラッグストア、家電量販店、百貨店等)
【3】商店街や地域限定のポイント

(〇〇商店街、〇〇市町村等)
【4】店舗等独自のポイント

(小売店や飲食店等のポイントカード等)
【5】クレジットカード・ペイアプリ等の決済サービスのポイント

(オリコポイント、Oki Dokiポイント等)
【6】アンケートや広告閲覧でポイントが貯まるポイントサイト

(ECナビ、モッピー、げん玉等)
 
各分類にそれぞれ多くの種類のポイントが複数あるため、1人で数十種類のポイントに関わっていることも少なくありません。しかし、多くの種類のポイントを持っていても、管理が大変で使いたいときに使えなかったり、有効期限が来て無効になってしまったりしては意味がありません。

 

ポイ活熟練者の方はこのあたりをしっかり管理できる方も多いのですが、初心者の方は利用頻度の高い10種類以内に数を絞って、利用頻度の低いものは敢えてポイントカードを作らなかったり、解約したりと範囲を決めておくとポイント疲れが防げます。
 

また、ポイントは利用期限が設定されているものもありますので、使えるタイミングには早めに使っておきましょう。もし、ポイントをずっと貯めておきたいと思う方は、ポイント消費した分を貯金すれば同等の効果を得られます。

 

キャンペーンには踊らされずに有効に使う

ポイントを利用していると、ポイントを増額したり、還元率を増加したりと様々なキャンペーンが実施されますが、キャンペーンを実施するポイント事業者も消費を増やそうと仕掛けをしています。
 

例えば、前から買う予定のものが、翌週のキャンペーンでポイントが増額されるのを機に購入するのは良い利用法ですが、キャンペーンのポイントを目的に必要のないものを購入するのは、キャンペーンに踊らされている可能性があります。


ポイントのキャンペーンを機に何かを買おうと思ったり、サービスを利用しようと思ったときは、キャンペーンがなくてもそのものを買ったり、サービスを利用しようと思ったりできるかどうかで判断されると良いでしょう。

 

マイナポイントも上手に活用

テレビCMやインターネットなどで知っている方も増えているマイナポイントですが、2020年7月から登録が始まっています。
 

マイナンバーカード(紙の通知カードは不可)を持っている方が、キャッシュレスの決済手段(①電子マネー、②クレジットカード、③デビットカード、④QRコードやバーコード等のペイアプリ)を用意し登録すると、2020年9月~2021年3月の期間にチャージ・お買いものした場合に、25%(上限5000円)の還元が受けられるマイナポイント事業が始まります。


こちらもポイント目的の無駄遣いは控えていただきたいのですが、有効に使えば家計にプラスになりますので、マイナンバーカードを持っている方は確認をおすすめします。

 

 

ポイントはお得にお買い物ができ、貯める楽しさもあるものですが、最近では「ポイント疲れ」という言葉も出てきています。趣味にする方や達人になる方は別として、普通に使おうと思う方は、種類を絞って、必要に応じて適切に使っていきましょう。

 

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