手取り20万円でもHappyに暮らすことをモットーに、夫、1歳のお子さんと3人で暮らしているインスタグラマーのsetsukoさん(@setsuko_20)。手取り20万円家計のやりくり術を教えてもらいました。
食費・衣類・レジャーなどは月45,000円でやりくり
手取り20万円家計のわが家に給料が入ったら、まず夫に「ありがとう! お疲れさま!」と感謝の気持ちを伝えます。これは重要。
そして、銀行に行き通帳記入&両替し、先月のやりくり費で余ったお金を振り分けます。硬貨は小銭貯金へ、紙幣は医療費の袋が月初めに10,000円になるように調整しているため、その足しにします。足りない場合はお給料から出します。
わが家のやりくり費(食費、外食費、日用雑貨費、子ども用品、衣服、娯楽・レジャー、交通費)は基本45,000円。これを月曜・水曜に2,000円、金曜に4,000円財布に追加します。こうしてお金の使い過ぎを阻止し、使わなければ財布の中身が増える仕組みです。
項目ごとの袋分けや1週間10,000円生活は断念
この家計管理に落ち着くまで、項目ごとに袋分けや1週間10,000円生活をしたこともありましたが、うまくいかず断念しました。
・項目ごとに袋分け
ちょっと足りないとほかの袋から拝借。気づいたらごちゃごちゃになって予算がなくなり、追加で銀行口座からおろすことになり×。
・1週間10,000円生活
月・火・水あたりはお金持ち、せっかくの土日なのに貧乏……。次の週から拝借。次の週も足りなくなり次の週から拝借……という拝借のループで予算がなくなり、追加でおろしてしまい×。
これらの失敗を踏まえ、生活のペースに合わせてお金を使うのではなく、お金のペースに合わせて生活をするようになりました。
受診をためらわないよう医療費は袋分けで月10,000円を確保
項目ごとの袋分けは断念しましたが、医療費は袋分けで管理しています。
月初めに10,000円になるように調整して予算を確保。やりくり費で管理すると「病院に行きたいのにお金がない」「病院に行くとやりくり費が減る」と思い、病院に行きたいのに行くのをためらってしまうので医療費は別で設けることにしました。
お金は大事だけど、それよりも健康が大事! 袋分けで医療費を管理するようになってから、給料日前だろうが体調が悪くなったら惜しみなく病院に行けるようになりました。家族が健康で元気なのが一番ですよね。
気持ちよくお祝いするために特別費をボーナスでまかなう
もう1つ、別で予算を取っているのが特別費(家族、義父母、実父母の誕生日、母の日、父の日、帰省費、クリスマスのイベント代など)。毎年、必ずかかる費用はあらかじめ把握しておくことで、急な出費を防ぐことができます。
一覧表にして誕生日のお祝いは10,000円、父の日には5,000円など予算を立て、12月のボーナスで1~6月にかかる特別費を、7月のボーナスで7~12月にかかる特別費をまかないます。計画を立てて予算を設けることになり、大事なイベントの際にケチらなくて済み、月々の暮らしを圧迫せずに済むようになりました。
低収入家計にとって急な臨時支出は赤字になる要因です。日々のやりくり費はもちろんですが、病気になったとき、家族の誕生日のお祝いをするときなどケチケチしないためにあらかじめ予算を確保することで気にせず受診でき、気持ちよくお祝いできるようになります。家計管理は無理なく、ストレスなくできることが大切ですね。
※本記事の内容は公開時に確認した情報のため、商品によっては変更となっている場合があります。
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著者:節子
手取り20万円で夫、1歳の子どもと暮らすママ。めんどくさがりのズボラ主婦で、無理なく楽しく家計管理をしている。ゆるポイ活も実践中。Instagram:@setsuko_20