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【台風対策】売り切れた物・間に合った物はコレ!九州在住ママの体験談

先日、九州を襲った台風10号。ニュースなどで「過去最大級」「命を守る行動を……」と聞き、初めて本格的に台風対策をした九州在住のママ。台風対策のためにスーパーやコンビニへ行って売り切れていたもの、ギリギリ間に合ったものなどを教えてくれました。

台風対策

 

私は幼稚園へ通う4歳の娘を育てる母で、近年、大型台風や集中豪雨による気象災害が頻発している九州地方に住んでいます。地震の対策も兼ねて以前から準備していたものもあったので、例年は台風対策といっても、台風当日分くらいの買い置きしかしていませんでした。

 

ところが2020年の台風10号は過去最大級と聞き、今回は本腰を入れて自宅避難するための準備や対策を進めなければと思いましたが、時すでに遅し……。買いたくてもすでに売り切れ状態のものがたくさんありました。

 

以前から準備していた非常時のセット

非常時セット

 

・5年保存食セレクトセット(1人3日分)

・LEDランタン

・簡易トイレ

・多機能なレスキューグッズ

・発熱剤

・カセットコンロ+ガスボンベ

 

1人(3日間)分の保存食を1箱にひとまとめた商品を3年前に購入していました。内容は保存水・アルファ米・乾燥させたおかゆ・ビスケット・クラッカー・きな粉餅など。

簡易トイレは、シート状の吸水ポリマーで汚物をカバーして固め、複数回使用したら可燃ゴミとして捨てられる仕様になっています。

 

多機能なレスキューグッズは、LEDライト・非常用サイレン・AM/FMラジオになる、1台で何役も活躍する優れもの。スマホも手回しハンドルで充電できます。

レトルトソースやレトルトカレーを温めるために購入しておいたのは、発熱剤のモーリアンヒートパック。災害時だからこそ、常温のままより温めて食べて落ち着きたいと思って購入しました。

 

わが家は乾電池式のガスコンロなので、停電になっても使用できます。ただ、万が一のためにカセットコンロとガスボンベを購入済みです。

 

ローリングストックしていたもの

ローリングストック

 

・ペットボトルの水

・袋麺

・レトルトカレー

 

LOHACOという通販サイトで2Lのペットボトルの水を頻繁に購入し、ローリングストックしています。台風がくる4日前には5本残っていました。

 

袋麺やレトルトカレーはスーパーなどで好みのものを複数購入し、期限を確認しながら消費し、また購入……を繰り返していました。

 

買い足した&間に合わなかったもの

台風で買い足したもの

 

前日までに買い足したもの

・無洗米

・シリアル

・ゼリー

・缶詰

・パスタのレトルトソース

・使い捨て容器&割り箸

・コルク栓風ワイヤーライト

・電池

 

無洗米やゼリーやパスタのレトルトソースはどれにするか選びながら買うことができましたが、缶詰は品薄状態。残っているものはキムチなどの辛いものや味が濃いもので、食べているときに水分が欲しくなりそうなものばかり。災害時の非常食にはあまり向いていないかも……と思いながら買いました。

 

非常時は紙皿・紙コップなどを使い捨てる、またはお皿にラップを巻き汚さない工夫をして食事をしようと考えていました。しかし、ローリングストックしている袋麺やカレーは、平皿では難しいのでは……と思い、どんぶり型や多少深さのある使い捨ての容器を追加で購入しました。

 

ほかにも懐中電灯を買い足そうと思いましたが、棚が空。そのため、すでに持っていた「コルク栓風ワイヤーライト」というインテリア用のライトを100均で買い足しました。空き瓶に入れて照明として利用でき、もし停電になってしまった際にもかわいいライトで子どもの不安な気持ちもなくなるかなと思いました。

 

ギリギリ間に合ったもの

・ペットボトルの水

 

4日前にスーパーで品薄状態に気づき、3日前には水のペットボトルのところだけ空。台風接近直前まで流通が止まっていなかったのですが、コンビニ・スーパーへ行っても「本日入荷分の水は売り切れました」の張り紙。台風前日に薬局で500mlの水を見つけて何本か購入できました。また、前日の朝の時点では自動販売機の500mlの水は売り切れていませんでした。

 

間に合わなかったもの

・養生テープ&ガムテープ

 

窓ガラスの飛散防止にと台風4日前にスーパーやコンビニ、100均へテープ類を探しに行きました。ところが棚は空っぽで、行動が遅かった自分を悔やむことに……。

他県にある実家へ連絡し、養生テープ・ガムテープ・ブルーシートを100均で買って送ってもらえないかとお願いしました。台風が接近するとされている前日に届き、何とか窓の飛散防止対策をすることができました。

 

ただ、台風直撃ではない地域にある実家でも、養生テープは品薄だったそうです。

通常であれば、窓の中心へ米の字のようにテープを貼り、窓枠とガラスの境目のところも貼ります。ただ、この貼り方だとテープを丸まる1本使い切ってしまうため、節約するためにブルーシートでガラス部分を覆って四辺だけを貼りました。

 

非常時にも使えると改めて思ったもの

・空きペットボトル

ローリングストックしていた水の空きペットボトルは水道水を入れ、生活用水の保管に役立ちました。

 

・ちりとり

乾いたものなら子どもの食べこぼしもこれで掃除できます。わが家はほうきがないので、窓ガラスが割れた際にはこれが活躍するだろうと思いました。

 

・コードレス掃除機

台風がくる前にしっかり充電しておけば、停電関係なく使えます。万が一窓ガラスが割れた際、ちりとりだけでは不安なため仕上げに掃除機で吸い取りたかったので、充電式のコードレス掃除機でよかったと感じました。

 

・ハンディファン/ネッククーラー

夏に停電すると心配なのが熱中症。クーラーが効かない室内で過ごすのは、天気にもよりますが、かなり厳しいと思いました。充電式のハンディファン、ミニファンと電池式のネッククーラー、ハンディファンを持ち合わせていたので、安心材料になりました。

 

 

私自身が本格的に台風に備えて行動したのは今回が初めてでした。経験不足・知識不足で直前になって「これが足りない!」「あれも買わなきゃ!」と慌てることになってしまいました。結果的に私が住む地域は今回の台風10号による大きな被害はありませんでしたが、もし次に台風が来る際は早めに準備を進めておきたいと思います。

 

※記事の内容は公開当時の情報であり、現在と異なる場合があります。記事の内容は個人の感想です。

※本記事の内容は公開時に確認した情報のため、商品によっては変更となっている場合があります。

 

 


著者:寺田梓

地方在住で、幼稚園へ通う4歳の娘を育てる母。フリーランスの編集・ライターとして在宅勤務をしている。

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