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術後の生活で特に気を付けたこと【口唇口蓋裂ちゃん、育ててます108】

2013年生まれの長女くぴこは「口唇口蓋裂」ちゃん! くぴこ妊娠中、出産、育児のあれこれをつづります。「口唇口蓋裂ちゃん、とってもかわいいよ!」って伝えたい! この記事が、口唇口蓋裂についての理解につながり、ひとりでも多くの親御さんの励みになりますように。

口唇口蓋裂の長女くぴこを育てています。
くぴこが生後11カ月のとき、初めて口唇口蓋裂の手術をおこないました。

 

口唇手術を終え、術後ケアのレチナ(※1)について翻弄される日が続きますが、
だいぶ生活も慣れてきました。

 

術後の生活についてはもう一つ気をつけることを先生に言われました。


(※1)レチナ:鼻の形を維持する目的で使用するシリコン製の装具

 

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創部にメラニン色素が集まりやすいため、

術後6カ月は特に直射日光に気を付けて日焼けしないように指示されました。

 

時期的にだんだん暑くなってきたころでもありました。

 

そのため、娘の傷口が日焼けして痕が残らないように

ベビーカーには全体を覆うUVカットできるメッシュカバーを使ったり、

子ども用の薄手のUVカットパーカーを着せたりしました。

 

ほかにも、紫外線カットできる創部の保護テープを創部に貼って保護するなど、

情報を集めて実施しました。

 

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いろいろと日焼け対策をおこなってみたのですが、

ひとつだけトラブルが!
 

それは……。

 

ドラッグストアで購入した子ども用の日焼け止めを塗ったところ、
娘の肌に合わず、顔をかゆがったり、荒れたりしてしまいました。

 

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かかりつけの小児科で相談し、

症状がすこし落ち着いたあとに保湿をしっかりとおこない

処方された低刺激性の日焼け止めを塗るようにしてからは肌荒れも治まり、

肌トラブルは解決できました。

 

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1歳2カ月で一人歩きもできるようになり、行動がますます広がっていったころでした。

 

体調が良い日などは公園やお散歩を積極的に行くことが多く、

どうなるか心配でしたが、この術後半年間は特に注力して策が講じた結果、

創部が日焼けするトラブルを回避することができました。

 


2013年生まれの長女くぴこは「口唇口蓋裂」ちゃん! この記事が、口唇口蓋裂についての理解につながり、ひとりでも多くの親御さんの励みになりますように。

 

※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。

 


監修/助産師REIKO

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    この記事の著者
    著者プロファイル

    マンガ家・イラストレーターじぇにこ

    1986年生まれ愛知県在住。2013年生まれの長女と2017年生まれの次女、二児の母。デザイン学校卒業後、社会人経験を経てお絵かき主婦へ。 口唇口蓋裂や夫婦のこと、日々の育児で翻弄される様子を絵日記ブログで公開中!

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