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「えっ排卵してないの?」順調だった生理に不妊検査で異変が!【体験談】

生理は人と比べることがなかなか難しいもの。だからこそ、自分が正常なのか、そうでないのかに気づくことは難しいものです。そんな中、不妊検査を受けたことで、思わぬ異常が見つかり、妊娠に黄色信号が灯ってしまったという女性の体験談です。

えっ排卵してない?順調だと思っていた生理は…

 

初潮が始まってから、ずっと順調だと思っていた生理。それが、アラサーになって、突然、生理周期が乱れるようになりました。そして結婚後、不妊検査をしてみたらある事実が判明したのです。

 

「ちょっと変?」でも大事だとは思っていなかった

初潮からずっと周期通りに来ていた生理。しかし、28歳ぐらいから乱れることが多くなりました。

 

まず、経血量が極端に少なくなりました。ナプキンに「なんとなく血がついてる」ぐらいの量で、3日ほどで生理が終わることがありました。そして、生理が予定日から1カ月半ぐらい遅れることもあったのです。

 

それでも、なんとなく生理は来ていたし、もともと量も特に多いほうではなかったこともあり、私は重大な事とは考えず、放置していたのです。

 

不妊検査を受けてみたら、意外な病が判明…

その後、私は結婚。そして、不妊検査をすることになりました。

 

検査後、婦人科医から説明されたのは、「ホルモン値が若干異常である」ということ、そして「その周期は排卵していない」ということ。その後は、再度婦人科を受診して、採血によるホルモン値検査、フーナーテスト、AMH検査、卵管造影など、ひと通りの不妊検査を行いました。

 

初めの卵胞検査で排卵していないことはわかっていましたが、その後の検査で、卵胞刺激ホルモンFSH)や黄体形成ホルモンLH)の値の異状がわかり、排卵しにくいことが確定。つまり、「無排卵月経」だったということがわかったのです。

 

※無排卵月経(無排卵周期症)とは

正常な月経周期では、排卵が起こり、妊娠が成立しなかった場合、月経となります。これに対し、無排卵月経では、排卵が起きていないのに、月経のような出血がみられることが特徴。無排卵周期症においては、生理周期の長さが一定ではないことが多く、月経期間(日数)も短かったり長かったりしますが、正常な月経と区別できない場合も。なお、無排卵月経は不妊の原因にもなります。

 

 

無排卵月経だけど、赤ちゃんが欲しい!治療に通った結果…

無排卵月経ということがわかってからは、約2週間に1度婦人科を受診し、排卵誘発剤の処方をしてもらいつつ、卵胞検査を行いました。

 

そして、治療開始から3カ月。私は、赤ちゃんを授かることができました。排卵誘発剤でちゃんと排卵できていたこと、卵管造影検査後で妊娠しやすくなっていたことにより早く結果が出たのかもしれません。もし、あのとき病院に行かなければ、子どもを授かれるようになるまでには、すごく時間がかかっていたと思います。

 

 

私は無排卵月経であったことが早くわかったおかげで、無事に妊娠することもできました。生理は「今まで順調だったから大丈夫」と慢心していてはダメ。女性の身体は歳とともに変化していくのだから、少しでもおかしいと思ったら、早めに婦人科を受診するべきだと思いました。

 

 

監修/助産師REIKO

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文/くまさん

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