「琥珀糖(こはくとう)」ってご存知ですか? Instagramでは「#琥珀糖」と検索すると、約4.3万件(※10月6日現在)もの投稿があり、宝石のような見た目やその不思議な食感にハマる人が続出し、密かなブームになっているんです♡ おうちで手づくりできるので、詳しくご紹介していきます♪
シャリッとぷるん♪ 食べる宝石「琥珀糖」ってなに?
キラキラときらめく「琥珀糖」は、寒天に砂糖や水飴などの甘味をプラスして作る日本の伝統的な和菓子です♪ 外側はシャリッと、中はぷるんとやわらかい不思議な食感で、大人も子どもも夢中になるスイーツ!
寒天を煮溶かして砂糖と色素を加えれば簡単に手づくりできる上、色や形も好きなように作れるのが人気の理由です。失敗しない作り方や、すぐにでもマネしたいアレンジ方法をご紹介します♪
薄いプレート状は簡単! 好きな型抜きを使っても
お菓子づくりが好きで、琥珀糖も何度も作っている@concertoharukaさんに、作り方を教えてもらいました♪ ご自身も失敗と成功を何度も繰り返し、早く結晶化することを重視して編み出したレシピなんだとか! ちょっと甘めなので食べ過ぎは注意のようですが、初心者の方は必見です♡
材料
水…80ml
糸寒天…4g
砂糖(グラニュー糖)…120g
着色用のフードカラー(食紅など)…お好みの量
作り方
①糸寒天を水(分量外)につけ、2時間ほど浸しておく
②糸寒天の水気を絞り、水と一緒に鍋に入れて糸寒天が溶けるまで加熱する
③砂糖を2回にわけて加え、しっかりと混ぜ溶かす
④ヘラですくってみて、糸を引くようにつらら状に伸びるまでしっかりと煮詰める(20分ほど)
⑤バットに④を流し込み、好きな色に着色をして粗熱をとる
⑥冷蔵庫で1時間ほど冷やす
⑦好きな形に切ったり型抜きしたり、ちぎったりしてクッキングペーパーに並べる
⑧1〜2週間、日が当たらない涼しい場所で自然乾燥させたら完成!
コツ
④の見極めが難しいので、焦らずじっくりと煮詰めることがポイントです! また⑧の工程では、ほこりがつかないように食品用の蚊帳をかぶせたり、表面が固まったらひっくり返したりするのが大切なんだそう。
「ちょっと面倒かもしれませんが、このひと手間で仕上がりに大きな差が出ますよ♪」とのこと。⑦で型抜きを使えば、子どもと一緒に楽しめます♪ 子どもが好きな恐竜や猫、ハートや星などを使ってみては?
アレンジ自在! 色とりどりな鉱物の世界がキレイ!
カラフルな色合いが目を引く@sweets__guramuさんの琥珀糖は、すべて食紅で色付けしたそう。透き通るようなパステルカラーから、本物の鉱物みたいな濃いめカラーまで、お菓子とは思えないほどキレイな仕上がりです♪ 濃淡の微妙な色合いは、爪楊枝でゆっくりと色と色を混ぜるのがコツだそう!
大人向け♪ ラム酒で色付けしてもおしゃれ
色や形など、自分好みに作れるのも琥珀糖の魅力です♪ @itonarix12さんはラム酒で色付け。上品なゴールドカラーに思わずうっとり♡ 妊娠中・授乳中の方はアルコールを使用せず、食紅やかき氷シロップ、ジャムなどを使ってくださいね。
なんとオンラインで購入が可能なショップも!
「スイーツ作りが苦手…! でも食べてみたい!」という人には、ハラペコラボさんの「こうぶつヲカシ」がおすすめです。@_shi_3さんは、自分へのごほうびに購入したんだそう。
「宝石すぎて食べるのがもったいない! でも種類が全部違うから、食べても全然飽きないんです♡ 黒ごまとベリーなど、意外な組み合わせがあって、見た目も味も驚かされます!」と感動の様子♪ オンラインでは予約商品として注文を受けているようなので、チェックしてみてはいかがでしょうか。
見た目も映える、流行中の「琥珀糖」。お友だちへのプレゼントや手土産にしても喜ばれること間違いなし♪ ぜひ感想をお寄せください♡
※琥珀糖はお子さまの手の届かない場所に保管し、誤飲等にご注意ください。
※記事の内容は公開当時の情報であり、現在と異なる場合があります。
ベビーカレンダーでは家事や収納、ファッションなど、ママたちの暮らしに寄り添った【ライフスタイル記事】を強化配信中! 毎日がもっと楽しく、ラクになりますように。
協力/@itonarix12さん、@concertoharukaさん、@sweets__guramuさん、@_shi_3さん
取材・文/松野久美