臨月になるとだいぶ動きづらくなってきます。
太らないために動くことも必要ですが、生まれてくる赤ちゃんのために危険なことをしてはいけない時期でもあります。
臨月の時期に気を付けるべきことは何でしょうか。
Q:臨月の日常生活で控えるべきことはありますか?
妊娠10ヶ月になりました。赤ちゃんに会えるのが楽しみです。お腹もだいぶ大きくなったので、動きづらいのですが、やはり運動はした方がいいのでしょうか?「した方がいい」と「しない方がいい」の両方の意見があり、どちらが本当なのだろうと思ってしまいます。
また、近場の温泉に行こうかと思っていいますが、やめた方がいいでしょうか?
月の日常生活で控えるべきことがあれば、教えていただければと思います。
A:妊娠中の運動は胎児にもよい影響を与えます
妊娠中の運動は気分転換にもなり、血液循環をよくして安眠にもつながるため、胎児にもよい影響を与えます。妊娠37週以降なら、陣痛が来ても差し支えありませんし、積極的に運動をされてもよいかと思います。ただし、どんな運動でも長時間行うのは避け、転倒の危険がある運動、激しい運動は行わないようにしましょう。
すぐに帰宅できる近場なら問題ありませんが、臨月に遠くの温泉地などに旅行するのは、好ましくありません。途中で異常が起こった場合、すぐに対処ができず、取り返しのつかないことになることがあるからです。また、温泉入浴は高温でなければ問題はありませんが、腹部が大きくなっているため、身体のバランスが取りにくくつまずいたりしやすいので、入浴時の事故には気を付けてください。(回答/天神尚子先生)