長期戦だった第1子
第1子はおむつなしの育児に興味があり、生後6カ月からおまるに座らせましたが、実際に成功し始めたのは1歳半くらいから。家にいるときは下半身裸でおまるを置いておくと、勝手に座って用を足すようになりました。
2歳でおしっこもうんちもおまるで成功するようになったけれど、2歳半で第2子が生まれたこともあり、逆戻りしてしまいました。2歳8カ月くらいで卒業? と思いきや、遊んでいると失敗してしまうこともあったので、結果的にはずいぶん長いことトイトレしていたような気がします。
うんち成功が早かった第2子
第2子は1歳半過ぎからおまるを活用しました。お兄ちゃんを見ているからか、やる気も十分! 1歳8カ月からうんちは絶対おまるかトイレにしてくれたので、第3子のつわり時期はとても助かりました。
養生テープで床に線路を描いてトイレへ楽しく行けるようにしたり、お兄ちゃんや祖父母に「一緒に行こう!」と誘ってもらったり、おむつを卒業したら大きいプールに行けるよ~!と言うとやる気スイッチが入ったようでした。2歳半ころ第3子の誕生で一時期失敗が多くなってしまいましたが、2歳10カ月くらいには卒業することに。
意外に手ごわかった第3子
第3子は1歳半から保育園に入っていたのですが、周りのお友だちと一緒にトイレに行くことで成功することが多かったようです。保育園の先生からは「2歳前にとれるかもしれませんね♪」と言われていたのですが、訳あって保育園をやめてからトイレが遠のいてしまい……。
大好きなアンパンマンのパンツも、プール作戦もダメで、お姉さんパンツにしようか!と声をかけると「嫌だ! だって漏れちゃうもん! おむつがいい!」と言い張る始末。しかし、ある日お友だちがかわいいパンツをはいていたことがきっかけとなり、3歳目前にして昼間のおむつは卒業できました。
失敗したときの対処法と声かけ
余談になりますが、失敗したときの掃除がラクになるように、トイトレが始まってからはリビングの床に敷いていたジョイントマットは外していました。床は雑巾で拭いてアルコール消毒、おふとんで漏らしてしまったときもまずはおしっこをタオルなどで吸い取り、アルコールを吹きかけ、外に干すと臭いも残らなかったです。
失敗したときは本人もショックだったと思うので、「おしい~! あとちょっとだったね!」とか「ちょっと心配ならおむつにする?」など本人が傷つかないように心がけていました。
3人共通していたのは、2歳くらい前にいったんできるようになっても、逆戻りや停滞があったということ。本人のやる気が一番なので、いろいろな作戦が必要でした。保育園や実家、出先だと成功することが多かったので、いろいろな人や場所の力を借りて、乗り気にさせることが一番だとわかりました。
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イラストレーター/ライコミ
監修/助産師 REIKO
著者:小林まり
3男1女の母。元小学校教員。夫は土日出勤、出張も多いNPO職員。育児の大変さを実感しながらもコツをつかみ始めてきたところ。自身の経験を中心に執筆している。