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あれ…意外と忙しい!?出産後、退院当日の過ごし方【助産師がアドバイス】

この記事では、助産師のREIKOさんが出産後の退院当日の過ごし方についてお伝えしています。以前、REIKOさんが働いていた病院での流れを交えて、退院までの流れとおうちに帰ってからのことについて教えてくれました。

この記事の監修者
監修者プロファイル

助産師松田玲子

医療短期大学専攻科(助産学専攻)卒業後、大学附属病院NICU・産婦人科病棟勤務。 大学附属病院で助産師をしながら、私立大学大学院医療看護学研究科修士課程修了。その後、私立大学看護学部母性看護学助教を経て、現在ベビーカレンダーで医療系の記事執筆・監修に携わる。
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こんにちは! 助産師のREIKOです。いよいよ赤ちゃんと一緒におうちに帰る日、実際どのような流れで退院を迎えるのでしょうか? 施設によって違いがあるかもしれませんが、以前私が働いていた病院での流れを交えて、退院までの流れとおうちに帰ってからのことについてお話しします。

 

退院当日は意外と忙しい!?

退院当日は、退院の予定時間に合わせてスケジュールが進んでいきます。私が働いていた病院では、退院当日にママと赤ちゃんの血液検査と診察がありました。それまでに赤ちゃんは沐浴を済ませます。

 

検査の結果が出て、晴れて退院が決まったら、次はお会計。出産育児一時金で収まることも多いようですが、お迎えにきてくださる方にお金も忘れずに持ってきてもらいましょう。

 

お会計に時間がかかることもあるので、おうちの方にお願いして、ママは授乳やおめかしの時間にあててもいいかと思いますよ。

 

いよいよおうちへ帰ろう!

お会計が済んだことを確認できたら、いよいよ退院です。退院の際には、必要事項を記入した母子健康手帳が返却され、1カ月健診や健診までの注意事項などの説明があります。わからないこと、不安なことなどがあったら、最後にもう一度確認しておきましょう。

 

車でおうちに帰るときは、チャイルドシートも忘れずに! 赤ちゃんを抱っこして乗車するのは絶対やめましょう!

 

夏や冬場は室内と外の温度差が大きいです。赤ちゃんはまだ体温コントロールがうまくできません。おくるみや日傘などでケアしてあげてくださいね。

 

久しぶりの!?わが家

何日かおうちを開けただけなのになんだかわが家の様子が違う……と思うかもしれません。パパなりにおうちを守った証!?ですので、お小言はナシで、ねぎらいのひと言も必要かもしれませんね。

 

また、赤ちゃんも移動で疲れているかもしれません。おむつ替えと必要であれば授乳をして、予定していた場所に寝かせてあげましょう。さらに赤ちゃんは、環境の変化にグズってしまうことも考えられます。そんなときは、ママと一緒に休めるように環境を整えてあげてくださいね。

 

ご近所さんにもひと言ごあいさつ!

産院では同じような状況の方々と過ごしていたので、夜中に赤ちゃんが泣いても許容範囲だったと思います。でも、おうちに帰ったらそうはいかないことも。ご近所さんにひと言伝えておくと、赤ちゃんが大泣きしても少しは気持ちがラクになるのではないでしょうか?

 

入院中は、わからないことや困ったことがあるとすぐにスタッフが対応してくれていました。そのため、おうちに帰ってから不安がどんどん増していってしまうことがあります。

 

 

ひとりで抱え込まず、入院していた産院に連絡してもいいと思います。連絡するかどうか迷う場合もあるかもしれません。そんなときこそ、ベビーカレンダーの「助産師に相談」を活用してくださいね!

 

イラスト/ののぱ

 

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