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インフルエンザのワクチン不足!?妊婦や赤ちゃんは?受けられなかったら?

新型コロナとインフルエンザの同時流行が懸念されている今年の冬。この記事では今シーズンのインフルエンザ予防について紹介しています。

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助産師松田玲子

医療短期大学専攻科(助産学専攻)卒業後、大学附属病院NICU・産婦人科病棟勤務。 大学附属病院で助産師をしながら、私立大学大学院医療看護学研究科修士課程修了。その後、私立大学看護学部母性看護学助教を経て、現在ベビーカレンダーで医療系の記事執筆・監修に携わる。
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インフルエンザワクチン

 

新型コロナとインフルエンザの同時流行が懸念されている今年の冬は、例年以上にインフルエンザの感染予防が重要になってきます。今回は今シーズンのインフルエンザ予防に関してお話しします。

 

今年は新型コロナとインフルエンザの同時流行のおそれあり

新型コロナとインフルエンザ感染症は、どちらも呼吸器感染症です。症状の程度には個人差がありますが、発熱・咳・息切れまたは呼吸困難・頭痛など似たような症状が出るため、症状だけでは鑑別が難しいとされています。

 

そのため、これから流行の時期を迎えるインフルエンザと、新型コロナの同時流行に対する警戒感が医療現場でも高まっており、感染対策の強化と検査等の医療体制の備えが進められています。
 

妊婦さんや乳幼児、そのご家族は予防接種を!

インフルエンザの予防といえば、予防接種を思い浮かべる方も多いかもしれません。今年のインフルエンザの予防接種に関しては、厚生労働省から重症化リスクの高い65歳以上の方を優先するよう要請がありましたが、10月26日からは誰でも予防接種を受けることができるようになりました。

 

インフルエンザに感染した場合、妊婦さんや乳幼児は重症化のリスクがあると言われています。インフルエンザの予防接種は「任意接種」ですが、インフルエンザの感染、万が一感染した場合の重症化を避けるためにも、厚生労働省では妊婦さんや乳幼児は早めに予防接種を受けるようすすめています。
 

新型コロナの影響がインフルエンザにも!?

厚生労働省によると、インフルエンザの発生報告数は昨年の同時期に比べて大きく減少しています。これは新型コロナウイルスの感染拡大に伴なう感染対策がとられたことが影響している可能性があるとのこと。とはいえ、インフルエンザの流行期は11月〜12月ごろのため、引き続き注意が必要です。

 

感染予防のためには、やはり手洗いと手指衛生の徹底、マスクの着用が基本です。そのほか、3密空間を避けること、換気を図ること、体調が悪いときは医療機関に相談し指示を仰ぐことなど今までおこなってきた感染対策が重要になってきます。

 


日々増減を繰り返し、一向に収束の兆しの見えない新型コロナの感染。その一方で経済を回すためにさまざまなGo Toキャンペーンがおこなわれ、今の状況に慣れてきている人も多いかもしれません。しかし、これからどんどん寒くなっていくと新型コロナやインフルエンザの感染リスクは高まりますし、それ以外の感染症も増える時期になります。今一度、気を引き締めて感染対策に努めていきましょう。
 

 

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