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大人用を使ったら新生児が出血!?「こんなの無理…」弱音を吐く私に医師からアドバイスが

小さなハサミの形をした赤ちゃん用爪切り。そして小さくて薄い新生児の指の爪。初めての子育てで爪切りに悪戦苦闘するなか、扱いが不慣れな赤ちゃん用爪切りよりも大人用爪切りのほうが使いやすいのではと切ってみた結果、娘の爪から出血させてしまった私の失敗談をお話しします。

ベビー用爪切り

 

新生児の爪切りに折れそうになる心

娘の生後10日目健診のときのことです。助産師さんから「何か心配事はありませんか」と尋ねられ、授乳のときに娘の爪が肌に食い込んで痛いという悩みを相談しました。


すると「爪が伸びているから切ったほうがいい」とのアドバイスが。大人の肌でも痛いということは、その爪で無意識に顔を掻く赤ちゃんはもっと痛いと感じていると聞き、目をそらしてきた娘の爪切りでしたが慌てて切ることにしました。

 

赤ちゃん用爪切りに四苦八苦した結果…

娘の顔に傷がつく前に爪を切らなければと新生児のふにゃふにゃの指を押さえて赤ちゃん用爪切りを構えたものの、思った以上に難航しました。指を押さえても、新生児なりに違和感を覚えて手を丸めてしまうのです。


私が赤ちゃん用の爪切りに不慣れだったことも一因でした。産後の寝不足で頭が回らなかった私は、使い慣れた大人用爪切りであればもう少しスムーズに切れるのではと思ったのですが、これが大間違いでした。十二分に気をつけていたつもりでしたが、大人用爪切りは切るときに見た目より少し深く爪と指の間に入り込んでしまうようで、切ったあと娘の指の先にじわりと血がにじんだのです。

 

幸い娘は泣くことも騒ぐこともありませんでしたが、私は血を見た瞬間申し訳なさのあまり爪切りに対する苦手意識が余計に加速することになりました。

 

目からうろこだった医師からのアドバイス

先輩ママ友に相談したところ、ハサミ型の赤ちゃん用爪切りに慣れないときはやすり型の爪切りで爪を短くしてあげるのもいいかもとアドバイスをもらいました。ところが私の場合、やすりでこすったときに伝わってくる感覚にどうにも馴染めず、結局ハサミで奮闘することに。


産院で1カ月健診を受けたときに足の爪が伸びていることを指摘され、爪切りに関する弱音を吐くと、医師は「起きているときに切っているんですか? 大変でしょう、赤ちゃんが寝ているときに切るといいですよ」と。たったそれだけのことが、当時の私にとっては目からうろこでした。

 

爪切りは寝ている間に、を徹底

はじめのうちはせっかく入眠したのに爪切りで起きたらどうしようという戸惑いもありましたが、伸びすぎた爪が割れてしまうこともあり、多いときは2日に一度、まるで追われるように爪を切る日々。

 

寝ているときの娘の手足は力が入っていない分安心して爪を切ることができ、私自身の苦手意識も自然となくなりました。授乳中に胸もとを引っ掻かれて傷になることもなくなり、爪切りが習慣化してよかったです。

 

 

頻繁に爪を切るようになったこともあって、引っ掻き防止用に用意していたミトンを使用することもなく娘の顔に傷ができることもありませんでした。娘の指先を切ってしまった一件から、赤ちゃん専用の商品が出ているものに関しては必ず赤ちゃん用を使うよう心がけるように。娘が寝ている間の爪切りが慣習化したことで気持ちはとても軽くなりました。

 

※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。

 

 

監修/助産師REIKO


著者:こさい れい

0歳女児の母。元テレビ番組ディレクター。フランスで育った自身の経験をもとに海外生活、旅行、子育てについて執筆している。

 

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