記事サムネイル画像

「私はまだ大人じゃない!」認めたくなくて、19歳まで生理を隠し続けた

小学校の高学年になると、少しずつ大人の体へと移行する兆しが現れますが、体の変化に心が追いつかないこともままあるようです。この女性も、心と体にギャップがあったようで……。そんな小学生時代から現在に至るまでの体験談です。

認めたくなくて、19歳まで生理を隠し続けた話

 

11歳で微量出血があった私。今振り返れば、あれが生理の始まりだったなと思うのですが、当時は生理だと認めたくなくて……。当時は、母にも相談できずにいました。

 

生理のことを母に言えなかった小学生時代

11歳のころから微量の出血が不定期にありました。ごくわずかな出血が5日から10日ほどだらだら続き、何日か間があいて、まただらだら微量出血の繰り返し。生理のことは学校でちらっと習っていたので、「これって生理?」と思いましたが、「私はまだ大人じゃない!」と生理を認めたくなくて……。

 

母にも言えず、微量の出血があるたびにティッシュをあて、年齢があがってからは母のナプキンをこっそり使っていました。

 

19歳で大量出血! ようやく母に相談

大学生になっても生理らしい生理はこず、不定期に微量出血があるだけ。ところが19歳のとき、これまでに経験したことのない大出血が! ナプキンが1時間で満タンになり、レバーのような塊もポンポン出てきて……。

 

この大量出血は1週間ほどで治まりましたが、次にきた生理は、また不定期の微量出血状態。このままではいけないと母に相談し、ここでやっと、以前から微量出血があったことも伝えました。

 

母への相談のタイミングがこの時期になったのは、「これは生理だ」と思えるようなきちんとした出血がこれまでなかったから。でも、11歳のころと違って19歳という大人の体でちゃんと生理がこないのはおかしい、何かの病気ではと怖くなり、病院に行きたいと思ったからです。それでも、母に相談するときは、11歳のときから微量出血があったとは言えず、以前からあったと言葉を濁してしまいました……。

 

大量出血の原因は不明。判明したのは…

結局、産婦人科を受診しても大出血を起こした原因は不明でした。ただ、多嚢胞性卵巣症候群であることが判明し、自力では生理がこないという診断から、定期的に生理を起こす低用量ピルを飲むことになりました。

 

 

その後、私は24歳で結婚。妊活のために28歳でピルの使用をやめて、無事、2人の娘を授かりました。ただ、長女のときに胎盤癒着を、次女のときに子宮破裂を経験。現在、私の子宮はなくなり、生理もこなくなりました。でも、元気に育つ娘たちの姿と、2度も私の命を生かしてくれたことに感謝する毎日です。

 

※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。

 

 

監修/助産師REIKO

----------

文/KSskさん

ベビーカレンダー記事制作の取り組み
  • \ この記事にいいね!しよう /
    現在ログインしていません。ログインしますか?
    シェアする

    • 通報
      19歳まで隠してたって…
      そんな年まで放置していた母親もおかしい。
      娘が高校生になっても生理がなかったら心配して婦人科に連れて行くと思う。
      +18 -8
    • 通報
      怖いことがサラッと書いてある。

  • あわせて読みたい記事

    気になる記事をまとめ読み

    人気連載

    新着連載

    連載完結

    もっと見る

    注目記事を探す

    人気記事ランキング

    アクセスランキング
    コメントランキング

    お得な無料キャンペーン

    暮らしの新着記事

  • PICKUP

    ベビカレアプリ
    新コーナー!

    ✨今すぐ✨
    チェック▶︎