新型コロナウイルスの影響が出始めてから1年が経過しましたが、2021年2月15日時点で、10都府県での緊急事態宣言が継続しています。このような中、Go To キャンペーンは一時停止されています。今回は2021年2月15日時点のGo To キャンペーンの状況と今後の見通しについてお伝えします。
今後の新型コロナウイルスの状況によっては追加・変更となる可能性がある点はご了承ください。
Go Toトラベルキャンペーンの現状
Go Toトラベルキャンペーンは旅行会社等を経由して、キャンペーン期間中にツアーや宿泊等の国内旅行商品を購入した人に対して、費用の2分の1相当額が支援される制度です。支援額の70%が代金の割引に、支援額の30%が飲食・施設利用等のクーポンに充当され、上限額は1人1泊当たり2万円(日帰り旅行は1万円)となり、連泊や回数の制限はありません。
当初は2021年1月31日までのキャンペーン期間を予定していましたが、緊急事態宣言の発令を受け、2021年3月8日チェックアウト分まではキャンペーンが停止されています。今後については、緊急事態宣言が解消され、「ステージ2」相当になればキャンペーン再開する可能性があるとのことです。
Go To Eat キャンペーンの現状
Go To Eat キャンペーンは飲食予約サイト経由で、期間中(2021年3月末まで)に飲食店を予約・来店した人に、次回以降に飲食店で使えるポイントがもらえるか、キャンペーンの登録をした飲食店で使える25%のプレミアムが上乗せされている食事券を購入すると、登録飲食店での食事で使用できるキャンペーンです。
飲食予約サイトでのポイントは有効期限を60日程度の短期間にしているサイトもありましたが、2020年11月24日以降キャンペーンの自粛要請や緊急事態宣言の発令を受け、有効期限を延長する対応が行われました。①ぐるなび、②Yahoo!ロコ飲食予約、③HOT PEPPERグルメ、④favy・トレタの4事業者でキャンペーンを利用した方は有効期限切れのポイントがある場合は再付与されているか確認をするといいでしょう。
また、食事券の販売は2021年1月末まで、使用期限は2021年3月末までを予定していましたが、こちらも販売期間、使用期限が延長されました。2021年2月15日時点では、販売停止や利用制限を設けている都道府県もあるものの、テイクアウト・デリバリー、同居家族のみ飲食など利用できるケースもありますので、お住まいの都道府県のGo To Eatキャンペーンのサイト等をご確認ください。
Go Toイベント、Go To商店街も緊急事態宣言下ではキャンペーンを停止・対象外としています。2月以降は新規感染者数も昨年11月並みの水準になり、ワクチン接種も医療関係者から始まりました。「ステージ2」相当になれば、キャンペーンも再開できる可能性も高まりますので、旅行や外食、イベントの参加などができるようになったら、残りのキャンペーン期間を有効に活用することも念頭に置いておくといいでしょう。