息子を自然分娩で出産後、問題なく退院し育児に専念していました。しかし、子宮の中に菌が入って感染したかもしれず、鮮血の悪露が続き、高熱を出し再入院となってしまいました。産後の高熱についての体験談をご紹介します。
出産は安産だった
2月に自然分娩で息子を出産し、産後は大量の悪露に驚きましたが、病院の先生に問題はないと言われ安心していました。退院前の診察も母子共に異常なしと言われ、予定通り1週間で退院。
入院中は初めての出産と育児で手探りの状況ではありましたが、私自身食欲もあり体調も良く、育児用ミルクを足さなくてもいいくらい母乳も出ていて、大きな困りごとはありませんでした。そして産後は私の家庭の事情で夫の実家に1カ月お世話になることになっていたのですが……。
出産から10日後に再入院
退院してすぐ寒気を感じましたが、冬だったのであまり気にしていませんでした。しかし、4日後、ひどい肩こりのような異常な首の痛さで起きていられなくなってしまったのです。 おっぱいが張っているときは首で体温を測るように言われていたため首で熱を測ったところ、40度超え!
さらに首の痛みはひどい頭痛に変わったのです。 病院に電話で相談後、診察に向かうことになりました。病院へ向かう間、息子と一緒にいられないことと、体調不良で夫のご両親に迷惑をかけたことで涙が止まりませんでした。そして、病院で血液検査をすると炎症と白血球の値が高く、悪露は鮮血、熱も高いため入院が決まりました。
鮮血の悪露と血液の炎症が止まらず
入院後も熱と頭痛は2日ほど続き、産後1週間経っても止まらないなと気にしていた鮮血の悪露も続きました。入院時から抗生剤と栄養剤の点滴をしていましたが、2日ほどはひどい頭痛で鎮痛剤の坐薬を入れてもらわなければ眠れないほど。その間息子は夫の実家で見てもらっていたのですが、搾乳してもおっぱいの痛みが治まらず、どこもかしこも痛かったです。
生まれてからずっと一緒だった息子と離れているのも、つらくて仕方がありませんでした。5日後の血液検査で炎症の値は変わらずですが白血球の値が下がったので退院の許可が下り、息子のもとへ帰ることができました。お医者様から聞いた話だと発熱や鮮血の悪露が続いた詳しい原因はわからず、子宮の中に菌が入ってしまい感染した可能性があったようです。結局、鮮血の悪露が止まったのは出産から1カ月後でした。
結果的には無事に退院することができたのでよかったですが、高熱が出たときに息子と2人きりだったらと思うと今でも恐ろしいです。夫には入院中着替えや日用品を届けてもらい、夫の両親には息子を見ていただき本当に感謝しています。普段は風邪もひかない私が高熱で入院することになるなんて、本当に出産は何が起きるかわからないと感じました。
※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。
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監修/助産師REIKO
著者:長岡 まこ
年子の男の子2人の母で、産休育休を経てフルタイム共働き中。家電量販店で働き家電の販売や携帯電話の契約を経験。生活を豊かにする家電製品が好きで、個人的には食洗器・ドラム式洗濯機・ヘルシオはマスト!