娘が通っている幼稚園は、年中組から課外授業が始まります。いくつかある中から受けたい課外授業を選ぶのですが、自分で選んで最後まで取り組めるか気になるところ。そんな初めての課外授業へ参加したときの体験談です。
課外授業のオリエンテーションに参加
年少組ももうすぐ終わりという時期に、年中組から受ける課外授業を選ぶためのオリエンテーションがありました。オリエンテーションは親子で参加。遊戯室に大きなスライドを設置し、それぞれの課外授業の様子を見せてくれるという内容でした。
オリエンテーション中、娘は集中力が持たず騒いでばかり。子どもがスライドを見て選ぶというより、親が選ぶためのオリエンテーションという感じでした。
音楽教室にする!
課外授業には運動教室、工作教室、音楽教室の3種類がありました。私は娘に自分で選んで欲しかったので、あえて説明はおこないませんでした。工作教室も気になっていたようでしたが、歌うことが大好きな娘は音楽教室にすると即決。オリエンテーションのスライドなどほどんど見ていない娘ですが、音楽教室を選んで楽しく参加できるという思いがあるようでした。
後日、課外授業の教室を記入した用紙を幼稚園へ提出。希望の教室への参加が決まった娘はとても満足し、年中組へ進学することへの期待も高まっているようでした。
音楽教室楽しくないと言い出す娘
課外授業が始まり、娘も週に一度楽しく参加している様子。課外授業が終わると、どんなことをしてきたのか楽しく話してくれました。
音楽教室を選んでよかったなと思っていた矢先、「今日は課外教室の日だね」と娘に言ったところ、「音楽教室おもしろくないんだよね」とのこと。おもしろくない理由を聞いたところ、歌って踊れると思ったけれど、手遊びばかりでつまらないとのことでした。
自分で選んだのだから最後までしよう
ある時期から、ほぼ毎回楽しくなさそうな話をする娘に私は、「音楽教室やりたいって言ったの誰だっけ? 」と問いました。しばらく考えた娘は、「私が決めたから行かないとね。でも、自由に踊ったり歌ったりしたかったんだよね」と。
私が「年長さんの課外授業は、ちゃんと楽しくできるのを選ぼうね」と言うと、娘は「そうだね、次はチャンバラをしたい! 」と、またもや思いつきで決めているよう。私は「楽しくできるのを選んでね」と伝えました。
娘は音楽教室で歌って踊れると思っていたようでしたが、自分の中のイメージとのギャップに気づき、つまらなくなってしまったようでした。しかし、自分で選ぶということについて考える良い機会になったと思います。今度は年長組になって、また課外授業を選ぶことになりますが、満足のできる選択ができればいいなと思います。
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監修/助産師REIKO
著者:佐藤かな
自身の体験をもとに、妊娠・出産・子育てに関する体験談を中心に執筆している。