私は、3歳の息子と1歳の娘がいるママです。息子が1歳を過ぎたぐらいから「まだ立たないの?」「まだしゃべらない?」など、会うたびに聞かれる義母からの質問に困っていました。成長具合はそれぞれですよと言っても届かず、会うたびにモヤモヤしていました。義母とのやりとりのなか、解決策を自分なりに考えてみた結果、「人からの言葉に傷つかない方法」を思いつた私の体験談をお伝えします。
会うたび発達のことを聞いてくる義母
何でもストレートに話すタイプの義母は、会うたびに息子の成長具合が気になるようでした。発達は人それぞれだと私は思っていましたが、会うたびに「まだできていないの?」と聞かれていました。
義母から「まだできていないの?」と聞かれるたびに、私はダメな母親だと思われているような気がして、本当にストレスに感じていたのです。実際に息子はしゃべり始めが遅く、そのことを私自身も気にしていたので余計に嫌な気分になっていました。
夫に相談してみたものの…
まずは夫に相談してみましたが、気にしないでいいよと言うだけでした。気にしないでいいよと言われても気になるから相談しているのに!と正直不服でしたが、確かに夫から義母へ直接伝えられたところで角が立ちそうだと思ったのです。
結局、義母に「まだできていないの?」と言われるたびに発達には個人差があり、できるようになる月齢には2~3カ月の幅があることを説明するという形を取ってみました。しかし義母は、「近所の同じくらいの子はもうしゃべっていた」など、ますますヒートアップするだけで解決にはならず、モヤモヤはなかなか晴れませんでした。
義母の発言が気にならなくなったワケ
最終的に何度も義母と話していてわかったのが、義母は思ったことをそのまま口に出しているだけだということです。義母の言葉を自分の中に入れすぎて、批判されているように受け止めるからイライラするんだということに気づきました。
義母の発言は、全部受け止めなくていい! 具体的には、「テレビの中の人が言っている言葉だと思うこと」。これが、私の中でベストな対処法でした。簡単に言えば右から左へさらっと流すという方法ですが、悩みに悩んでいた私にとって大きい発見だったのです。
それ以降、義母にイライラすることはほぼなくなりました。「他人の発言はすべて受け止めなくていいんだよ!」が私の教訓です。義母だけでなく、他の人に対してもこの考えは役立ちました。子どもが生まれてから何かと比べて悩むこともありますが、そんなときはこの教訓を思い出すことにしています。
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作画/うちここ
著者:山下 美凛
1男1女のアラサー母。元外資系アパレル店員。4歳の息子、1歳の娘との暮らしに、ゆるくも奮闘する日々。2人目妊娠中に子宮頸部異形成になり、産後手術を経験。田舎暮らしを満喫しながら子育てに関する体験談を執筆中。