現在2歳になったばかりの息子は、毎日覚えたての言葉を精一杯駆使しておしゃべりしており、片言での会話がかわいい盛りです。飛行機のことを「コッキ」と言ったり、チョコレートのことを「コチョ」と言ったり、かわいい言い間違いもあり、息子の言葉を聞くのが本当に癒しのひとときなのですが……。ある日、息子が楽しそうに口ずさんでいた歌のフレーズを聞いて衝撃を受けた体験をご紹介します。
YouTubeが大好きな子どもたち
息子は4歳年上のお姉ちゃんと一緒に、YouTubeを見るのが大好きです。しかし、お姉ちゃんがよく見る番組のなかには、言葉使いが乱暴なものもあり、子どもたちへの影響をいつも心配していました。
実際お姉ちゃんはユーチューバーのしゃべり方や、ユーチューバーが頻繁に使うフレーズをよくマネしてしゃべっています。そして、その影響はやはり、2歳の息子にも出ました。ある日、息子がご機嫌で歌っていた歌を聞き、私は衝撃を受けたのです……。
息子がノリノリで歌いだした歌
その歌とは、近ごろ若者にとても人気があるという女子高生シンガーAdoさんの「うっせぇわ」。息子が勢いよく「はあ~! 」と叫んだので、何ごとかと息子のほうを振り向いたら、次の瞬間「うっしぇー! うっしぇー! うっしぇー! 」と力いっぱい歌い出したのです。
ここ最近、お姉ちゃんがYouTubeで何度もこの歌のミュージックビデオを再生して見入っており、私自身も、歌詞が衝撃的だけど耳に残るフレーズだなぁと感じていた曲でした。
2歳でも歌える覚えやすいリズムと歌詞
それまで息子が歌を歌っているところを見たことがなかったので、歌がじょうずに歌えるんだという喜びがありましたが、初めて歌った歌が「うっせぇわ」とは、何とも複雑な心境でした。
正直なところ、初めての歌はもう少しかわいい歌を歌ってほしかったなと少し思いましたが、2歳の子でもじょうずに歌える覚えやすいメロディーと歌詞ということで、Adoさんの歌は注目されるだけのことはあるのだなとも思い、感心しました。
以来この歌はすっかり子どもたちのお気に入りで、よく2人で歌っています。ちゃんと歌詞が聞き取れるお姉ちゃんの「うっせぇわ」は、子どもが歌う歌としては今でも顔をしかめたくなりますが、息子の「うっしぇー」は聞いているとクセになるかわいさがあります。乱暴な言葉は覚えてほしくないですが、この歌に関しては微笑ましく聞いています。
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監修/助産師REIKO
著者:澤崎 凪
1男1女の母。パーソナルカラーコーディネーターの資格を持ち、色彩関係、ファッション関係のほか、自身の体験をもとにした子育て関係のジャンルを中心にライターとして活動中。