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「赤ちゃんが葉物野菜を食べてくれないときの対処法」を保育士が教えます

この記事では、保育士であり、離乳食インストラクターの中田 馨さんが、葉物の野菜を食べてくれない赤ちゃんへの対応方法を紹介しています。

葉物野菜のイメージ

 

こんにちは。離乳食インストラクターの中田 馨です。離乳食が始まっていろいろな食べ物を食べ進めていると、赤ちゃんが食べてくれない食べ物が出てくると思います。

 

赤ちゃんが食べてくれない食べ物のなかで恐らく上位にあるのが「葉物の野菜」。たとえば、ほうれん草、小松菜、白菜、キャベツなど。いろいろな食べ物を食べてほしいのに、葉物の野菜が入っていると「べえ~」っと出してしまうと悲しいですよね。そんな、葉物の野菜を食べてくれない赤ちゃんへの対応方法を紹介します。

 

どうして食べてくれないの?

赤ちゃんはどうして葉物の野菜を食べてくれないのでしょうか? 舌触りが嫌だったり、飲み込みにくいのも原因の1つです。葉物の野菜は繊維が多いですよね。その繊維の舌触りを苦手に感じることがあります。

 

そこで、やわらかい部分を中心に離乳食に取り入れるようにしましょう。たとえば、裏ごして食べてくれるなら、もう一度裏ごしに戻ってみるのも1つの方法ですね。ころあいを見て、次はみじん切り、次は5mmと、だんだん大きさを大きくしてみましょう。

 

食べやすくするコツはある?

とろみをつけてみる

食べやすくするのに、とろみをつける方法があります。とろみをつける代表選手は、片栗粉。そのほか、月齢に応じて、オクラやなめこ、納豆など、もともととろみのある食材でとろみをつけてもいいですね。これは葉物の野菜以外にも、肉・魚などにも使えますのでチャレンジしてみてくださいね。

 

食べやすそうな食材と和えてみる

たとえば、豆腐、じゃがいも、さつまいもなど、一緒に和えたら食べやすそうな食材と混ぜてみるのもいいですね。

 

汁ものに取り入れてみる

そのままだと食べにくいけれど、汁ものに入れると食べてくれることもあります。私の息子もそうでした。チャレンジしてみてください。

 

おやつに取り入れてみる

たとえば、おやつに取り入れてみるのもいいですね。取り入れられそうなおやつに、少量だけ混ぜ入れてみるなど、工夫してみましょう! 工夫した瞬間に食べ始める子もいれば、ずっと食べてくれない子もいます。長期戦だと思って、焦らずに取り組んでみましょう。

 

ちょっとした工夫で食べてくれることもあるので、いろいろ試してみてくださいね。

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    この記事の著者
    著者プロファイル

    保育士中田馨
    一般社団法人 離乳食インストラクター協会 代表理事 中田家庭保育所施設長

    0~2歳対象の家庭保育所で低年齢児を20年以上保育する。息子が食べないことがきっかけで離乳食に興味を持ち、離乳食インストラクター協会を設立。現在は、保育士のやわらかい目線での離乳食の進め方、和の離乳食の作り方の講座で、ママから保育士、栄養士まで幅広く指導。離乳食インストラクターの養成をしている。「中田馨 和の離乳食レシピ blog」では3000以上の離乳食レシピを掲載中。『いっぺんに作る 赤ちゃんと大人のごはん』(誠文堂新光社)も発売中!

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