＜丸高愛実さん独占取材#1＞「やっぱり今欲しい！」コロナ禍で妊娠を決意した理由

Twitter：丸高愛実さんTwitter（外部サイト）

丸高さんは2016年12月にサッカー選手の柿谷曜一朗さんと入籍し、2018年11月には第一子を出産。2021年4月の現在は第二子を妊娠中。今回は「コロナ禍で妊娠を決意した」と話す丸高さんに、コロナ禍の妊娠について詳しくお話を伺ってみました。

画像出典：丸高愛実さんのInstagramより

ー今年2月に第二子の妊娠を発表されました。おめでとうございます！ 現在妊娠8カ月とのことですが、体調はいかがですか？

丸高さん：ありがとうございます。たまに少し苦しかったり、疲れやすいなというのはあるんですけど、それ以外はいつも通り生活できています。感染予防のためにマスクが必須になってしまうので、苦しいなっていうのはありますね。

ー妊娠がわかったときのお気持ちはいかがでしたか？ また、パパや2歳の娘さんの反応はどういう感じだったのでしょうか？

丸高さん：素直にうれしかったですね。いつでも来ていいよ、という気持ちでいたので、「来てくれたな」って感じでした。夫も「イエーイ」みたいな（笑）。うれしそうにしてくれましたね。ただ、娘は私たちから伝える前に気付いていたようでした。

ー娘さんがママの妊娠を予知していたということですか？

丸高さん：そうなんです。ある日、夫が娘を寝かしつけをしてくれていたときに、「ママのおなか、いい子いい子してあげてね」って言ったらしいんですよ。そのことを聞いた次の日あたりに検査薬を使って調べたところ、妊娠が発覚して……。上の子が妊娠に気付くという話は聞いたことありましたけど、実際にあるんだね！ と、夫もびっくりしていました。

ー本当にあるんですね！ その後、改めて娘さんにも妊娠を伝えたんですか？

丸高さん：そうですね。今2歳で結構激しくて、おなかに飛び込んできたりすることもあったから、「赤ちゃんがいるからね」としっかり伝えました。今では「ママのおなかに赤ちゃんいるからね」っていろんな人に言ったり（笑）、お人形にミルクをあげたりしています。

ーコロナ禍という状況が続いています。この状況での妊娠・出産を不安に思ったり、中には、避けたいという意見も一部ではあるようですが、丸高さんご自身は、その辺りはどうでしたか？

丸高さん：不安はありました。私はもともと、結婚はいつごろ、それから妊娠して2人目は何歳差で……とか段取りを決めて動くタイプなんです。それで、なんとなく2～3歳差で授かりたいなと考えていたのですが、コロナ禍になってしまって。そのときは収まるのを待とうかと夫婦で話し合いました。でも結局、コロナ禍に終わりが見えなくなってしまったじゃないですか。そのあたりから、これから何年も待つより、出産も私1人でも頑張れるし、感染予防をしっかりして、やっぱり今欲しい！ という気持ちが勝ちました。私自身、歳の近いきょうだいがいることもあって、娘に歳の近いきょうだいを産みたいという気持ちも強かったです。

ー妊娠がわかってからこれまでも、コロナ禍で大変ではなかったですか？ 緊急事態宣言が出たり、ご自身のお引越しもあったんですよね。

丸高さん：私自身は友達に会うのを控えて、引きこもって過ごしていました。夫もサッカー選手という職業柄、PCR検査を頻繁に受けていましたし、周囲で感染者が出たときには、自らホテルに泊まってくれていました。また、娘もよく公園に行きたがるので、人がいない公園を選んで連れて行ったり、ベランダに砂場を作ってみたりして乗り越えましたね。あとは、妊娠初期は食べづわりがつらくて！ 食べて食べて食べて、そして吐く……みたいな。その中での引越しが一番大変でした。コロナ禍というより、つわりと戦ってましたね。

ー精神的には、不安や葛藤はありましたか？

丸高さん：不安というか、友達に会えないのは寂しかったです。ワンオペで頑張っている方とか、私みたいに地元を離れて嫁いだ方は、寂しさってすごい大きいんじゃないかな。特に妊娠中ってマタニティブルーになったり、産後だってSOSがうまく出せなかったりしますよね。私は今、友達とビデオ通話すると気持ちが落ち着いて、やっぱり人と顔を見て喋るってすごい大事だなと思いました。夫にも私が言いたいことをバーーッと言って発散してます。夫は「また言ってるわ～」くらいに思ってると思いますけど（笑）。

ー自分の気持ちや思っていることを吐き出すことは、大切ですよね。パパは丸高さんのInstagramやYouTubeにときどき登場されていますが、やさしそうな方ですよね。

丸高さん：やさしいというより、面白いかな（笑）。親友でもあり夫婦でもあり、みたいな関係がずっと理想ではありましたね。なので一緒に居て楽しいです。

ー今は健診で定期的に通院していると思いますが、コロナ禍での通院はどうですか？

丸高さん：私が通っている産院は、感染予防のために上の子を連れて行けないんです。夫のスケジュールを確認してから予約を取ったり、スケジュールの組み方が難しくて。中には一時保育に預けて行かなきゃいけない方もいるだろうし、すごい大変ですよね。

ー出産も通常とは違うことがあるのでしょうか？ 感染予防のため、立ち会いができない産院もあると聞きますが。

丸高さん：私が里帰りで出産しようと思っている産院は、産まれる直前から立ち会いができると言われています。ただ、出産予定が7月上旬なので、状況がまた変わるかもしれないですし、ギリギリまで何とも言えないというのが現状のようです。実は今回、里帰りで無痛分娩を予定しているんですよ。

ー無痛分娩ですか。それはまた興味深いお話ですね！

丸高さん：実は私、注射も怖いくらい痛みに弱くて……。1人目の出産も無痛にしようかと思っていたくらいなんです。でも、周りも普通に自然分娩で出産しているし、「1回経験してもいいよな」って自分に言い聞かせて……で、1人目の出産は自然分娩にしたのですが、それはもうめちゃくちゃ痛くて……。「もう一生子どもは産まない！ 」と思いました（笑）。ただ不思議なもので、時間が経つと「また赤ちゃん欲しいな」って思うようになるんですよね。なので、今回は無痛分娩しか頭になくて、メリットとデメリットをたくさん調べて、産院も探して自分で決めました。

ーパパも無痛分娩に賛同してくれましたか？

丸高さん：はい。娘の出産のときに、つらい陣痛を間近で見ていたのもあって、理解してくれています。計画分娩ではなく、陣痛は待つつもりですが、無痛分娩にすると決めても、出産に対する怖さはありますね。無痛分娩も麻酔が間に合わなかったり、効かなかったりと、予定通りいかないこともあるみたいで……。それに、無痛分娩に抵抗のある方もたくさんいらっしゃると思うんですよね。ただ、私は周りが何と言おうと、出産するのは自分なので、自分の納得いく方法を選ぶのが一番かなと思っています。

コロナ禍という不安な状況が続いていますが、現実にしっかりと向き合い、前向きに妊娠を決意したという丸高さんのお話は聞いていて、ママならではの強さが伺えました。次回のインタビューでは、出産後に変化した夫婦関係や、お家時間を過ごすことで深まっていった家族の関係性についてお話を伺っています。ぜひ次回も見てくださいね。

1990年6月12日生まれで東京都出身。エイベックス・マネジメントに所属をしており、タレントや、女優としてバラエティ番組やドラマ、映画などに出演。InstagramやYouTubeチャンネル「MARUTAKA CHANNEL」で自身のライフスタイルや子育ての様子を発信している。2016年12月にサッカー選手の柿谷曜一朗と入籍し、2018年11月に第一子を出産。現在第二子を妊娠中。