妊娠後期のおなかの張る回数が気になる
妊娠後期に差し掛かり、それまでの妊婦健診では母子ともに順調な経過であったことから短期のデスクワークを始めました。その他に上の子どもたちの保育園の送迎や、帰宅してからの家事・育児は私の担当でした。
無理をしないように心がけていたものの、次第に座っていてもおなかの張りが気になるように。過去の妊娠後期の様子をあまり思い出せず不安に感じた私は、インターネットで切迫早産の徴候などを調べ、出血がないからとりあえず大丈夫かと様子見していました。
妊婦健診で相談してみた結果
次の妊婦健診で、座っていてもおなかが張る回数が増えたことを医師に相談。そして内診にて子宮頚管長は問題ない長さを保っており、子宮口も開いていないので安心して大丈夫とお墨付きをいただきました。
それを聞いて安心した私ですが、事態は急展開。夜、ベッドに横になっているのにおなかの張りが不定期来るし、張る時間も長いうえ下腹部痛が出現したのです。日中の妊婦健診では大丈夫と言われたことが判断を長引かせていましたが、夜中の0時過ぎに勇気を出して産院へ電話をしました。
夜間に緊急受診決定。焦りと不安でいっぱいに
産院に電話すると、出たのは助産師さん。状況を伝えると、「おなかが張っている時間が長いですね。心配なので来てもらえますか?」とのことで受診決定。夫に運転してもらいながら寝ている子どもたちを一緒につれていく道中、もう入院したら会えないかもと思わずにはいられなかったです。
産院に着き、当直の医師による問診と内診がおこなわれました。その結果、日中より子宮頚管長が短くなっており、おなかの張りの回数も多いことから自宅安静の指示が出ました。
私の感覚を大切にしたい
1日4回の張り止め薬の内服と自宅で安静に過ごすことになり、まずは入院を避けられてよかったという思いと、おなかの張りに気付いて受診できたことに安心しました。夜間の緊急受診なんてそうそうあることではないからこそ、受診するか迷ってしまい、判断が遅れてしまうことがすごく怖かったです。
でも、助産師さんというプロに話を聞いてもらうことで、ひとりでパニックにならず、何より安心して落ち着いて行動することができました。
上の子どもたちのときもそうでしたが、妊娠の経過もそれぞれ違い、だからこそ今回のおなかの張りには不安も感じました。その不安を解消するために、迷いながらも行動できたことがよかったと思っています。改めて、母子ともに出産を無事に終えられることがなにより幸せなことなのだと考えるきっかけになった出来事でした。
※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。
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監修/助産師REIKO
著者:佐藤るみ
保育園児の年子の母。現在3人目を妊娠中。看護師として働きながらの子育てでフルタイムや時短勤務の経験あり。ワークライフバランスや家計に役立つ情報、子育て経験から学んだことを発信。