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脱カジュアル!ボーダーをおしゃれに格上げ #40代からのファッション2

意外と着こなしが難しいボーダー。ボーダーをおしゃれに格上げするコツを人気スタイリストの石井あすかさんが伝授! 選び方、コーデの仕方、小物の合わせ方などを紹介します。

ボーダーファッション

 

年齢を重ねるとボーダーはカジュアルすぎて苦手、子どもっぽくなる……という方も多いと思います。ですが、ボーダーのしまの幅やピッチ(間隔)、カラー、形、そして合わせるアイテムを選ぶだけで途端にカジュアルすぎない上品でおしゃれな着こなしになります。

 

そんなボーダーの着こなしのコツについて、オトナ女子をスッキリ見せるコーディネートに定評のある、人気スタイリストの石井あすかさんが教えてくれました。

 

オトナ女子にはカラーと形選びが重要!

オトナ女子にはカラーと形選びが重要!

 

ボーダーは白地に紺、青、赤というフレンチスタイルというイメージがありますが、まずはじめはモノトーンを選びましょう。オトナ女子でも取り入れやすく、コーディネートが簡単でおすすめです。ピッチは細すぎず太すぎないべーシックなものを。ピッチが細すぎるとやや貧相、太すぎると体型まで太く見えてしまう印象になります。シックにしたかったら黒ベースの白ボーダー、明るくしたかったら白ベースの黒ボーダーが何かと合わせやすく、1枚持ってると便利です。

 

そして、一番のポイントは形。オトナ女子には断然、横に広く浅いネックラインのボートネック! 襟ぐりに白のパイピングがあったり、丸首型のクルーネックはカジュアルになりすぎるのでNG。購入時は色と形をチェックしましょう。

 

また、ぴったりしすぎず程良くフィットしたサイズは1枚で着たり、ジャケットなどのインに使いやすく最初の1枚におすすめです。体型を拾わないドルマンスリーブ(袖ぐりが深く、袖口に向かって細くなっているシルエットの袖)などは1枚でもさまになり、ボーダーの中にタートルやシャツを着られるのでこういったやや大きめサイズも良いですね。

 

色、形、サイズ感、この3つを網羅するだけで大人のボーダーコーデが実現します。

 

格上げアイテムとのコーデが正解!

格上げアイテムとのコーデが正解!

 

定番のボーダーにデニムは合わせやすいアイテムですが、例えばそのデニムをワイドにしたりハイウエストにしたりして、なおかつボーダーの裾をインしてみるだけでいつもの着こなしからワンランクアップします。

 

ベーシックアイテムは地味で凡庸なコーデになってしまうこともあります。そこで、ベーシックアイテムは旬のアイテム(流行りのもの)、やや格上げアイテムと合わせるのが◎。生地感たっぷりのフレアスカート、張り感のあるギャザースカートの合わせも女性らしくなります。ボーダー×紺ブレ×白のフレアスカートで大人のフレンチカジュアルコーディネートができ上がります。ここにスニーカーを合わせたいところですが、オトナ女子はエレガントにサンダルやフラットシューズを合わせた甘辛ミックスで、ボーイッシュなスタイルから女性らしくスタイリッシュなスタイルに。

 

ボーダーが全面に出るのは慣れないという方には、ジャケットやカーディガンなどのはおりものでボーダーの面積を減らすのも良い方法です。ジャケットはコーディネートを締める効果もあります。また、少し上級かもしれませんがやや変形で大きめのシルエットのボーダーをトレーナー感覚でワンピースの上に重ねたり、インにシャツやタートルを着るのもおすすめです。

 

アクセやスカーフで手軽に格上げ!

アクセやスカーフで手軽に格上げ!

 

ボーダーの首元に相性が良いのがパールのネックレスやプチスカーフ。襟元にポイントとして短めのコットンパールを着けたり、ボーダー全体にロングのパールを3連に着けたり、コインネックレスなどの旬のアイテムを着けるのもボーダーを手軽に格上げさせてくれるアイテムです。

 

小さいチャームのネックレスだとパールはボーダーに溶け込んでしまうので、ある程度のボリュームがあるものが良いですね。胸の高い位置に陶器やホーン(水牛の角)、パールなどの素材感のあるプチブローチも大人な着こなしになります。

 

また、ボーダーの下に丸襟のシャツを着て襟を出し、そこにちょこんとブローチやパールをプラスすることでボーダーを1枚着るだけじゃないおしゃれな着こなしが生まれます。

 

そして、スカーフ。モノトーンのボーダーならイエローや赤、青と色のあるものがポイントに入るとコーデも引き締まります。カラーのボーダーならそのボーダーの色のスカーフを取り入れるとこなれた感じにまとまります。

 

まとめ

脱カジュアル。まずはボートネックやモノトーンのものから取り入れて、合わせるアイテムをカジュアルにせず、ベーシックなものだからこそ平凡なコーデにならないように旬のアイテムでランクアップ。さらに小物で女性らしさをプラスすると大人のコーディネートになります。ボーダーサラッと1枚着るだけじゃなく、格上げアイテムなどいつもと違うものを合わせて、ぜひコーディネートを楽しんでみてくださいね!

※記事の内容は公開当時の情報であり、現在と異なる場合があります。

 

ウーマンカレンダー編集室ではアンチエイジングやダイエットなどオトナ女子の心と体の不調を解決する記事を配信中。ぜひチェックしてハッピーな毎日になりますように!


著者:石井あすか

『大人のおしゃれ手帖』などのファッション誌をはじめ、ライフスタイルを中心としたスタイリングなど幅広く活躍。着心地の良さを大切にした、きれいめカジュアルなスタイリングが人気。また、着る人の体型や個性を考えたコーディネート指南には定評がある。著書に『石井あすかの小柄な大人が素敵に見える着こなしのルール』『岸本葉子×石井あすか 50代からのもう悩まない着こなしのコツ』など。『これからの私が似合う服』の春夏号では、小物の使い方についてアドバイスしている。

 

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