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【助産師監修】あせもを防ぐ!着替えなしでOK!汗っかき赤ちゃんの対処法

助産師・国際ラクテーションコンサルタントの榎本さんが、汗っかき赤ちゃんの対処法についてお話ししてくれました。背中の汗の対策、授乳時の対策など詳しく解説!

この記事の監修者
監修者プロファイル

助産師榎本美紀
国際ラクテーションコンサルタント・おむつなし育児アドバイザー

2001年に助産師免許取得後、杏林大学医学部付属病院・さいたま市立病院・順天堂大学練馬病院の勤務を経て、2013年に埼玉県さいたま市に訪問型の助産院「みき母乳相談室」を開業しました。病院勤務での経験を元に、母乳育児支援の国際ライセンスである国際ラクテーションコンサルタントとして、地域の母乳育児を支援しています。訪問時の相談は、母乳だけではなく離乳食や抱っこひも、スキンケア、寝かしつけなど多岐にわたることも。また、おむつなし育児アドバイザーとして、トイレトレーニングなどの相談も受けています。自身も一児の母として奮闘中です。
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汗っかき赤ちゃんのイメージ

 

赤ちゃんは代謝が良く、汗をたくさんかきます。汗をかいたあとは体が冷えたり、あせもなどの肌トラブルの原因にもなります。汗っかきの赤ちゃんの対処方法をお話しします。
 

赤ちゃんはとっても汗っかき

赤ちゃんは、新陳代謝がとても活発なため普段から大人に比べると汗をかきやすい傾向にあります。また、赤ちゃんは体温調節機能が未熟なこともあり、体温調節ができず、大量の汗をかいて熱を下げようとするといわれています。さらに、大人に比べると体の皮膚の表面積が小さいのに、汗腺が密集しており、汗をかく場所が集中してしまうといわれています。特に赤ちゃんは、頭や背中に集中して汗をかきやすくなります。
 

背中がびっしょり!毎回着替えは大変なとき

寝起きや授乳後に、赤ちゃんの背中がびっしょりという場合があります。毎回着替えさせるのは大変ですよね。


そんなときに大活躍なのは、汗とりパッドです。背中と下着の間に入れて、汗をかいたら襟元からシュッと抜いて、背中はサラサラに保てます。汗とりパッドは、小さなガーゼやタオルハンカチでも代用できます。


抱っこ紐の場合も、ママと赤ちゃんの胸からお腹が密着して汗びっしょりに…。この場合は、胸元にガーゼや小さなタオルハンカチを肌着の下に入れて、首元から少し折り返して出しておきます。抱っこからおろしたときに、首元からシュッと抜けば肌はサラサラを保てます。


また、お部屋にいるときは暑い時期は肌着一枚で十分です。おむつをはいているだけでもかなり暑いので、薄着で過ごすようにしましょう。
 

 

授乳中に汗びっしょり!そんなときは

授乳前に部屋の空調を少し強めて、涼しくすることがポイントです。授乳している間に体が熱くなって汗が出やすくなります。赤ちゃんの首もとなどに直接ママの腕が直接触れると汗がたまって不快になることも。

 

赤ちゃんの背中を支えたり、触れ合う腕の部分にタオルをかけたりすると汗を吸収してくれるので快適になります。
 

寝汗対策は?

シーツを綿やタオル素材、冷感素材のものにしてみましょう。寝返りができるようになると、背中が暑くなるたびに寝返りを頻回してしまい、途中で目が覚めやすくなります。寝入るときは空調で室温を下げて、その後は室温25度前後に調整します。肌着一枚など薄着にして、タオルをお腹部分だけにかけて、足と手はタオルをかけないようにするといいでしょう。


チャイルドシートやベビーカーの場合は、冷感素材の背中パッドや保冷剤の使用もおすすめです。

 

 

着替えを嫌がる赤ちゃんも多く、寝ているからできるだけ起こしたくないという場合もあり、着替えのタイミングも難しいですよね。暑い季節を快適に過ごせるように参考にしてみてくださいね。
 

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