母と妻の考え方の違い
わが家の子どもたちは3カ月に一度まとめてガッツリと散髪します。耳と眉は完全に出て襟足を刈り上げる程の長さなのですが、散髪したばかりの子どもたちの髪型を母はいつも気に入らないようでした。母は丸いシルエットのかわいらしい髪型が好みで、散髪する直前が特にお気に入りでした。
反対に妻は、かわいらしい髪型だと女の子に間違われるということもあり、短い髪型にしたいのです。
母が突然……「短くしないで!」
子どもたちの髪が伸びてきて、そろそろ床屋さんに行く時期になったときのこと。仕事が終わりの妻が家に帰ると、下の子どもの髪型が朝と微妙に変わっていたそうです。「え! どうしたの?」と妻が母に聞くと、母が前髪と耳にかかる部分をかわいくなるように切ったとのこと。
「そろそろ床屋さんに行く時期だったのに。切る前にひと言教えてほしかった……」と思ったという妻。すると母が突然「散髪代を出すから、もう短くしないで」と言い出したそうです。
今までよりもガッツリ!
妻は、子どもの髪型のことにそこまで口を出されていいものなのかと、予約した床屋さんに移動中ずっと悩んでいたそうです。結局妻は、母には従わずに「今までよりもガッツリやっちゃってください」と床屋さんに伝えていたそう。
妻自身も自分の発言に驚いたそうですが、今回は子どもも「短くしたい」と言っていたのと、何より妻自身が譲れなかったので短くしてもらったと言います。そして、家に帰ってきた子どもたちの髪を見た母は目を丸くし、あぜんとした表情で言葉を失っていました。
妻は母の希望に添えず申し訳ないと思いつつも、子どもたちの希望もあったので後悔はないようです。はっきりと意思表示をしなければ母には伝わらないと思い、勇気を出して反抗したのだと思います。それ以降、妻のあまり踏み込んできてほしくないという気持ちを意識するようになったのか、それとも子どもたちの短い髪型も悪くないと思ったのか、母は口出ししなくなりました。
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著者:佐藤 稜
7歳と3歳の2児の父。サラリーマンとして働きながら副業としてライターを目指す他にブログ記事も執筆中。
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