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「つらい…」生理のつらさを正直に子どもに伝えたら、意外な反応が!?

次女を保育園へお迎えに行ったとき、先生から声をかけられました。「何か問題でもあった?」とドキドキしていると……。先生の思いがけない言葉に、まだまだ赤ちゃんと思っていた次女を見直し、その後も度々思い出す出来事になりました。

「つらい…」生理のつらさを正直に子どもに伝えたら、意外な反応が!?

 

先生からの呼び出し?に内心ドキドキ

ある日、いつものように次女を保育園へお迎えに行くと、「ちょっといいですか?」と先生に声をかけられました。3人きょうだいの末っ子である次女は、ついつい甘やかしてしまっているためか我が強く、お友だちとトラブルを起こすこともあるため、内心「また何かした……?」とドキドキしました。

 

すると、思いがけず先生がにこにこしながら、外遊び中にあった小さな出来事を教えてくれたのです。

 

知らなかった次女のやさしさ

そのとき次女のクラスでは鬼ごっこが流行っていて、外遊びになるとみんな夢中になって逃げまわり、鬼役の先生が元気に追いかける遊びをしていたそうです。ところがその日は、たまたま先生の体調が優れず、いつもより追いかけ方がゆっくりで「もう降参~!」と早めに鬼ごっこが終わったそうです。

 

すると、ほかの遊びに散っていく子どもたちのなか、次女は先生のところにやってきたそうです。そして「先生元気ないの? おすわりする?」と言うと、そばにあった、やわらかくて軽いソフトブロックをずるずる持ってこようとしてくれ、先生はびっくりしたそう。どう見ても先生は座れなさそうな、でも幼児が運ぶにはちょっと大きいブロックだったそうですが、持ってきてくれようとしたその行動に先生は感動し、「ありがとう!って何度も言っちゃいました!」ということでした。

 

いつの間にか赤ちゃん卒業

思い返すと生理が重かった私は、毎月「ママ、今日は元気ないの~」と生理開始3日間ほどは、最低限の家事をしたあとに、ぐったりしていることがよくありました。先生が生理だったのかどうかはわかりませんが、いつもと違う先生の様子に、次女なりに「元気がない人にはどうしたらいいのか」を結びつけ、座らせてあげようと行動したようです。

 

お兄ちゃんやお姉ちゃんと比べまだまだ赤ちゃん、と接していた次女が、周りをみて自分で考え、そしてとどうにかしてあげようと行動したことに私も驚き、なんだかじーんとしてしまいました。そして、生理開始3日間はぐったりして満足にかまってあげられないことを心の中で申し訳なく思っていた私でしたが、「つらいときにはつらいと正直に言って休んでいたことが、次女のやさしさを育てたのかもしれない」なんて、考えたのでした。

 

 

帰宅してから次女に今日あった出来事を話すと、ちょっと照れながら、でもまんざらでもないように「元気ないときはおすわりするといいんだよ!」と宣言していました。その後、私も生理がつらく「だめだ~」と座り込むたびに、このときのことを思い出し、少し心がなごむのでした。

 

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監修/助産師REIKO
著者/oniko

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