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「協力していたはずが…!」手がすべって赤ちゃんが落下!夫婦で肝を冷やした体験談

生後9カ月の娘をお風呂に入れるのは夫。体を拭いて服を着せるのは私。夫婦の連携プレーもすっかり板についたと思っていた矢先のことです。洗面所で受け渡しするときに手がすべり、娘は落下。床に落ちる寸前でキャッチしたものの、抱きあげると片目が血に染まっているではないですか! 半分パニックになりながら総合病院の夜間外来に駆けこんだ体験談です。

夫婦の連携プレー

 

夫婦の連携プレー

 

入浴後、娘を抱くとき手をすべらせ…

夜、いつものように夫からお風呂あがりの娘を受け取ろうとしたときのことです。私が娘を抱く体勢をきちんととれていないうちに夫が手を離し、娘は落下。洗面所の床に落ちる寸前で娘をキャッチしました。

 

「ああ、危なかった……」。ほっとしたのもつかの間、抱きあげた娘の顔を見て私は血の気が引きました。オープンラックの角でぶつけてしまったのでしょうか。娘の顔から血が流れ、片目も血に染まっているではないですか! 娘はショックで大泣きしています。

 

血で目を赤くした娘を抱き、急いで病院へ!

時刻は夜の8時過ぎ。かかりつけの病院はすでに閉まっています。救急車を呼ぼうかと迷いましたが、出血が落ち着いてきたため、総合病院の夜間外来へ電話し、タクシーで向かうことにしました。体を拭いて服を着せ、娘を抱いてタクシーに乗りこみました。

 

夫は4歳の上の子と一緒に家に残ることに。「目に傷がついていたらどうしよう。私のせいで失明してしまうかもしれない……」。病院へ向かうまでの間、私は気が気ではありませんでした。

 

 

応急処置のおかげでひと安心

駆けこんだ夜間外来の待合室は混んでおり、到着から1時間近く経ってようやく診察の順番がきました。大量の水で血を洗い流されている間ずっと、娘は泣き続けていました。かわいそうでしたが、患部を特定して清潔にするためなので仕方がありません。

 

診察の結果、眼に傷はついておらず、まぶたの切り傷から流れ出た血が目に入りこんでいたとのことです。幸いまぶたの切り傷も小さく、私はほっと胸をなでおろしました。タクシーで自宅に戻るころには、すでに日づけが変わっていました。

 

 

傷は縫う必要もなく1週間ほどでふさがりましたが、娘の上まぶたには1年経った今も小さな傷あとが残っています。慣れからくる気の緩みが招いてしまった、家の中の事故。特に子どもが小さいうちは、「夫(妻)がやってくれているだろう」という思いこみは危険だと感じました。声を掛け合ってしっかり連携していくことが大切だと痛感した出来事です。

※2023年2月24日にテキストの一部を訂正しています

 

※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。

 

監修/助産師 松田玲子


著者:森 あゆみ

4歳男児、1歳女児の母。図書館司書として10数年間勤務ののち退職し、アラフォーで2児を出産。現在は自宅で絵本の読み聞かせを楽しみながら、ライターとしておでかけ情報や育児体験談などを執筆中。

 

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