数年前からヘルシーフードとして注目され始め、いろいろなお店で見かけることが多くなった「フムス」。あまりなじみのない名前で、どうやって食べるの? おいしいの? と手を出せずにいましたが、業務スーパーにお手ごろ価格のフムスを発見! 調べてみると女性にうれしい健康美容効果がたっぷり!
業務スーパーマニアの40代主婦が、今回はフムスの栄養とおいしい食べ方を紹介します!
話題の「フムス」ってどんなもの??
日本でも最近注目され話題になっている「フムス」は、ひよこ豆のペーストに練りごまやにんにく、スパイスなどが入った中東の伝統的な料理。ヘルシー志向の欧米人の間では美容食としても人気があり、定着しているそう。
ひよこ豆は高たんぱく低脂肪でヘルシー。日本人にとって身近なヘルシーフードである大豆は、調べてみたところ100g当たり約420kcal。ひよこ豆のカロリーは100g当たり約374kcalだったので、大豆よりも低カロリーです。代謝を促進して脂肪燃焼効果も期待できるビタミンやミネラルも豊富で、アンチエイジング効果のあるビタミンE、丈夫な骨をつくるカルシウム、腸内環境を整える食物繊維など、女性にうれしい栄養成分がたっぷり!
また、ごまには老化防止に役立つセサミンやビタミンEも豊富に含まれていました。フムスは、いろいろな栄養がぎゅっと詰まったペーストのようです。
スーパーなどでも見かけるようになったフムスですが、業務スーパーでも2種類販売されています。手に入りやすい価格で気軽に試せる業務スーパーのフムスの、2種それぞれの味わいと、おいしい活用法を紹介します。
豆の風味が口いっぱいに! 「クラシックフムス」
業務スーパーで販売されている「クラシックフムス」(購入時:各248円税抜き)は、ヨルダンからの輸入で、内容量は215gです。大手スーパーでは80g200円ほどで販売されていたので、比べてみるとかなりお買い得!
フタを開けるとクリーム色のペーストが。原材料を見ると、ごまペースト、ひよこ豆、食塩とシンプルに作られています。スッとスプーンが入る柔らかさで、まずはそのまま食べてみると、なめらかだけど少しザラっとした食感もあり、豆の風味が一気に口の中に広がります。塩気が程良く癖もないので食べやすい!
インパクトのある辛味! 「レッドチリフムス」
「レッドチリフムス」(購入時:248円税抜き)も、「クラシックフムス」同様ヨルダン直輸入で215g入り。フタに記載された唐辛子マークの辛さレベルはそれほど高くなさそうでしたが、開けてみてびっくり!
真っ赤! 「クラシックフムス」に唐辛子のペーストが予想以上にたっぷりと入っていました。
こちらもそのまま少し味見……辛いです! ピリリと刺激がありますが、フムスのまろやかさの中に良いアクセントになって、癖になる味わい。
フムスのおいしい食べ方
まずはパンのおともに。サンドイッチに挟んでみたら、抜群においしい! 普段はパンにマヨネーズを塗って具材を挟んでいましたが、フムスがあればマヨネーズはいりません! ほどよい塩気とクリーミーな味わいがソースがわりになって、おいしくて栄養豊富な一品に。トーストした食パンにシンプルに塗るだけでも、おいしいですよ。
次は野菜と合わせて。フムスは野菜にディップするのが定番の食べ方とのことで、早速試してみると、みずみずしい野菜に豆の風味がとても合う! シャキっとした野菜となめらかなペーストの食感の差もあり、飽きずに食べられます。わが家は「味噌+マヨネーズ」で食べるのが野菜スティックの定番でしたが、フムスなら塩分も油分もいつもより抑えられそう!
100g当たりの塩分を調べてみました。比べてみると、フムスの塩分は約1.1g、マヨネーズは約2g、味噌は約11g含まれているのでかなり塩分を抑えることができます。マヨネーズは油分がベースなので100g当たり約669kcalとかなりカロリーも高くなってしまいます。
思い切ってお肉にも合わせてみます。脂身の少ないヘルシーな豚ロース肉をソテーして、フムスを添えて。初めての組み合わせでしたが、肉料理と相性の良いマッシュポテトのような感覚で違和感なく、とってもおいしいです。お肉には焼く前に軽く下味を付けただけで、特に調味料は使わなくても、フムスの塩気だけで十分。
業務スーパーの「クラシックフムス」にはオリーブオイルが含まれていなかったのですが、今回いろいろ調べてみると、フムスの本場中東ではオリーブオイルを混ぜたりかけたりするレシピも多いようなので試しに加えてみました。
よりなめらな口当たりになり、後味にスッキリさわやかな風味が加わってまた違った味わいが楽しめます。豆の風味が少し和らぎ、より食べやすくなったと思います。
豚ロース肉に含まれるビタミンB1は疲労回復効果も期待でき、脂身が少なくローカロリーなのに栄養たっぷり。おなかもしっかり満足できる一皿で、ダイエット中にもぴったり。
トルティーヤチップスにディップするスタイルもおすすめ。サクッとしたトルティーヤにまろやかフムス……相性抜群で、やみつきになるおいしさです。
「クラシックフムス」もシンプルでいいけれど、パンチのある「レッドチリフムス」がまたおいしい。ディップするソースには塩分や油分が多くハイカロリーになりがちですが、フムスならソースより栄養たっぷりな上にローカロリーになり、さらにおいしい……と良いことずくめ。
ただし、業務スーパーの「クラシックフムス」は100g当たり200kcal、「レッドチリフムス」は202kcalあり、おいしくて栄養豊富だからといって、食べ過ぎるとカロリーオーバーになってしまうので、注意が必要のようです!
まとめ
最近よく耳にするようになり注目されているとはいえ、あまりなじみのない食材だった「フムス」。いろいろ活用してみると、癖がなくシンプル、飽きのこない味わいで活用法もいろいろ。不思議とやみつきになるおいしさがあります。
ダイエット中にもうれしい、ローカロリーで栄養たっぷりなフムスを日々の食生活に無理なく取り入れて、体の中から美しく、そして健康的に過ごしていきたいと思います。
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著者:舞
コストコ・カルディ・業務スーパーマニアの3児の母。学生のころから続けているバレーボールを今でも継続中。家事・育児に追われながらも、なるべく体を動かし健康・若さを保つべく日々奮闘中!
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