担任の先生と、“嫌なことがあっても部屋を飛び出さない”という約束を交わしたゆかこちゃん。しかし、すぐにできるはずもなく、やはり約束前と変わりませんでした。
担任の先生がゆかこちゃんのお母さんに保育園での様子を説明し、おうちでの様子を聞いてみるのですが……
「別に……。変わったことはありません」
お母さんは淡々と答えるのみ。
そんな経緯を主任の先生に相談していたところ、他の先生がやってきて、「ゆかこちゃんのお母さんと他の保護者がこんな会話をしていた」と話し始めて……
保育園のお話 手がかかる子!?編 第8話
他の先生が聞いた、ゆかこちゃんのお母さんが他の保護者へ話していた内容は……
「あの若い先生やさしすぎて全然ダメ!」
「絶対子どもに舐められてる」
「子どももいないのに知った風にあれこれ話して」
「年長で最後の先生なのにハズレだわ」
「相性も最悪」
ゆかこちゃんがいるそばで、担任の先生のことを罵倒していました。
このときのできごとが、ゆかこちゃんが保育中に部屋を飛び出したり、注意されて激昂したりする原因の一端になっているのでは……と、先生たちのなかで話が進みます。
初めてゆかこちゃんのお母さんからそんな風に思われていると知った担任の先生は……
次回、私がダメでした! 反省するに至った担任の先生の考えとは!?
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前の話を読む7話
「別に…」保育園での様子を母親に伝えたら、ありえない反応が…!【保育園のお話 手がかかる子!?編7】
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次の話を読む9話
「子どもに舐められてる」保護者の陰口を聞いた先生がとった驚きの行動とは!?【保育園のお話 手がかかる子!?編9】
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最初から読む1話
「えっ豹変?」25人を一人で保育!問題なく見えた子が驚愕の行動に!?【保育園のお話 手がかかる子!?編1】
子供は怒られると自己肯定感が低くなり、何かにつけて怒られることが怖くて何も言えなくなり、自分の意見を言わないことに腹を立てた親にまた怒られ…という地獄みたいな循環になります。
子供からのおねがいです。どうか叱りつけて抑えようとしないでください。
舐めるっていうけど、健全な子どもは先生の事を純粋に慕うもので、若い先生だからこそ威圧感がなく素を見せやすいメリットもある気がするけどね。
このお母さんこそ子どもの前で他人を悪く言うなんて、よっぽど悪影響よー!