家事嫌いな私が行き着いた方法とは
私は大学生でひとり暮らしを始めたころから、家事をするのが嫌いです。理由は面倒くさいから。ひとり暮らしだと料理をしても洗い物は少ししか出ないし、洗濯も2日に1回で十分でした。でも結婚したり子どもたちが生まれたりすると話は別です。
特に子どもたちが生まれてからは食後の洗い物や洗濯物がすぐに溜まってしまうので、サボるわけにはいきません。そこで私は、どうすれば少しでもラクな気持ちで効率良く家事ができるかを考えてみることにしました。その結果思いついたのが、「ながら家事」です。つまり他の“何かをしながら家事をする”のです。
こういうときは「聴きながら家事」
この「ながら家事」、一見効率が悪いように思えますが、そのほうが「家事をするのが面倒くさい」という気持ちが紛れるのです。例えば食器洗いは、“聴きながら”します。手が塞がっているので、スマホに入っている曲をスピーカーで流しながら食器を洗うのです。
お気に入りの曲のリストを作りシャッフル再生しながら洗うと、だんだんテンションが上がってきて面倒な洗い物もあっという間に終わってしまいます。また洗濯物干しも同様です。特に晴れた日などは、アップテンポな曲を聴きながら干すと気分爽快です。
こういうときは「観ながら家事」
一方子どもがお昼寝しているときや夜寝ているときは、起きたら困るので大きい音で音楽は聴きません。その代わり小さい音でテレビを“観ながら”洗濯物を畳んだり、アイロンをかけたりする時間にあてます。
録り溜めたドラマなどを観ながらワイシャツやハンカチなどにピシッとアイロンをかけることができると、時間を有効活用できた気がして充実感を得られます。またそれにより生まれた時間を子どもたちと遊ぶ時間にあてることもでき、一石二鳥です。
私はそれまで家事が嫌いでしたが、“聴きながら”・“観ながら”といった「ながら家事」をすることで、家事を少し好きになることができました。嫌いな家事をする時間も、自分の工夫次第で楽しい時間に変えられるということに気付いた、私の体験談でした。他にもながら家事を思いついたらどんどん試し、家事を楽しいものにしていこうと思っています。
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監修/助産師REIKO
著者:今岡めい
6歳と3歳の超わんぱく兄弟を育てるママであり、フリーライター。「子育てで一番大切なのは母親が笑顔でいること」「幼児期最大の英才教育は遊びである」をモットーに掲げ、日々テキトー育児を繰り広げている。