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「信じられない!」義母がお食い初めで大暴走!楽しみにしていたイベントが衝撃の展開に…!?【体験談】

娘が誕生し100日を迎えたころ、私は初めての育児でくたくたになりながらも、ずっと楽しみにしていたお食い初めの準備を進めていました。唯一の不安は、以前から苦手意識のあった義実家でおこなうこと。今でも忘れられない、義実家で起きた衝撃の体験談をご紹介します。

楽しみにしていたお食い初め

娘が生後3カ月を迎えたころ、私はとても緊張していました。その日は前々から計画していた、娘の生後100日祝いのお食い初めを義実家でおこなう日だったのです。もともと伝統文化が好きだった私。娘が生まれる前から、SNSや先輩ママの話を見聞きするたびに、お食い初めを楽しみにしていました。

 

日取りを決め、義実家近くの料亭のお食い初め料理を予約し、当日の動きを何度も確認しました。連日の夜間授乳など、初めての子育てでくたくたになりながらも、娘の大切な記念になるからと楽しみながら準備を進めていました。 

 

心配だった義母の存在

しかし、当日を迎えるにあたり1つだけ不安要素がありました。それは、押しが少し強めな、初孫フィーバー中の義母の存在です。これまでも、私たち夫婦の意見はお構いなしの行動を度々されていたため、私はこの日も緊張していました。

 

そのため、念のため夫に「もしお義母さんが何か変なことをしたら止めてほしい。例えば、自分の手作りのごはんを娘に食べさせようとするとか……」と伝えました。娘はこのときまだ離乳食も始めておらず、固形のものを食べたことがありません。それは義母も知っています。しかし、義母は自分の作った料理や手芸など、手作りのものを贈りたがるところがあったので、それを娘にもしようとするかもしれないという懸念があったのです。

 

ところが夫は、「そんなことする訳ない」との返事。自分の親を疑っているのではという、イラつきさえ感じられました。これまでの義実家のとやりとりを知っているはずの夫にそんな反応をされ、モヤッとした気持ちになり、出かける前だというのに口論に……。最終的には私が義母を疑ってしまったことを謝り、その場は仲直りすることができました。私もこのときは、「さすがにそれはないだろう」と思っていたため、心配しすぎて余計なことを言ってしまったな、と反省しました。 
 

お食い初めの手順を義母に説明すると……

義実家に着くと、孫フィーバーの義父母による歓迎を受け、客間に通されました。すると、途中で玄関先にケーキの箱があるのを発見。お食い初め用の食事はこちらで用意するので何もいらないことを事前に連絡はしていたのですが、「お祝いのケーキを用意してくれたのかな?」とそのときはあまり気にしませんでした。 

 

客間に入り、さっそくお食い初め膳を広げました。お食い初めをおこなうにあたり、私は事前に作法や成り立ちを調べていました。食べる順番やお祝い膳の食事の意味など、住んでいる地域によってさまざまな作法があるとは思いますが、自分なりに調べてまとめていました。調べた内容を夫にも伝え、それを義母へ伝えてもらい、しっかりとお食い初めをしようと計画して臨みました。

 

すると義母が、「こういうの、若い子は写真撮ったりして載せるんでしょ?」という、いわゆる「SNS映え」のためにやってるんでしょ? といったニュアンスの発言。チクリと胸が痛みましたが、気を取り直して夫がやり方を説明しました。

 

 

義母が信じられない行動に!

夫の説明を聞いた義母は、「はーん」といった感じの生返事……。すると、説明の順番通りではあるものの、2倍速ぐらいの動きでお食い初めの手順を進め出したのです! さらには、箸で食材をちょんとつつき、本来なら口の前で止めるところを、倍速のスピードのまま娘の唇を箸でつついたのです! 私は思わず呆然としてしまいましたが、料理の中にはもしかしたらアレルギーのある食材があるかもしれない! と怖くなり、なんとか止めなくてはと夫の顔を見ました。しかし、夫も同じく呆然と暴走する義母を見つめるだけ……。

 

そして、ついに私のなかで今も記憶に残る出来事が起こります。今まで食材を箸でつつくだけだった義母が、お赤飯を数粒つまみ、娘に食べさせようとしたのです! これにはさすがに夫婦でハッと動き、夫が娘の口からご飯粒を拭い、義母にやめるよう声をかけました。しかし、義母は興奮した様子で「いいんだよ、大丈夫! 大丈夫!」と言い、また食材で唇をつつきはじめました。

 

いろいろなことが次々と目の前で起こり、私は内心パニック状態! 「手順は?」「お食い初めの意味は?」「もしアレルギーや誤嚥があったら?」と不安や疑問、怒りの感情が湧いてぐちゃぐちゃに……。ただ「早く終わってくれ、早く帰りたい」と願うばかりでした。 

 

お食い初めよりケーキが食べたかった義父母

そうして、ずっと楽しみに準備していたメインイベントのお食い初めは終わり、玄関先にあったあのケーキが登場しました。ニコニコ顔の義父母。実は先ほどから、「ケーキがあるから、お食い初めの料理は片付けてケーキを食べよう」と義父が何回か言っていたのです。

 

そのケーキは、近所の有名なお店で特別に注文したときだけ作ってもらえる良いケーキらしく、いつも義父と夫が食べていた好物なんだと義母が楽しそうに語っていました。義父もおいしいおいしいと満足そうにケーキを食べていました。

 

そんな2人を見て、義父はケーキが食べたかったのと、義母は家族の好物であるケーキを早く出してあげたかったのかな、と思ってしまいました。それから冷静になった私は「おいしいですね」と義母の用意したケーキを食べました。

 

その後、落ち込む私を見かねて、夫が夫婦と娘だけでのお食い初めのやり直しを提案してくれたので、後日改めてお食い初めをやり直しました。笑顔の娘と夫の様子を見て、「正しいやり方で行事をおこなわなければ」と、不安のある義父母に頼むのではなく、最初からこうしておけばよかったなと思ったのでした。

 

 

以前から苦手意識のあった義実家に対して、それまでなるべく波風立てないようにと接していましたが、このことばかりは水に流すことができず、今もわだかまりとして心に残っています。そして、この件については夫と何度も話し合いをし、夫婦関係や私たち家族と義実家との関係に大きな影響を与えた出来事として、今もなんとなく触れてはいけない話になっています。

 

 


著者:ちゃい

2歳の娘の子育てをしています。娘・夫・猫との日常を描いた漫画をSNSに投稿しています。

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