「地味にイラつく」「居心地が悪い」問題続発!?夫の実家で暮らすということ

結婚と同時に夫の実家で暮らし始めた私。今では義両親とは絶妙な距離感を保っていますが、以前は暮らしに慣れてくるほどムクムクと湧き上がる自我&甘えによって、イラついていた時期がありました。

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水場共有のワナが!?

夫の実家は一軒家。玄関はひとつ、キッチン、風呂、トイレはもちろん共用です。同居を始めてまずぶち当たった壁は、何故かかぶるトイレのタイミング。一度、カレーに入れたじゃがいもが傷んでいたときは、全員で食当たりを起こし大惨事でした。襲い来る吐き気にトイレへ這っていっても一向に開かないドア、結果次々と汚れていくありとあらゆる水場……。思い出すだけで身震いがする光景でした。


その後の家族会議の結果、トイレに入るときは「トイレ入ります!」と宣言する、ピンチ度を明確にして順番を譲り合う等でなんとかやり過ごしています。


キッチンと風呂は、トイレに比べると時間配分がしやすいのでなんとなくバッティングせずに済んでいますが、使用時間の予測がつかないトイレは何年経っても難題……。まだ義父には内緒ですが、リフォームしてトイレを増やそうと義母は企んでいます。

 

やさしさゆえに居心地が悪い?

もうひとつ問題がありました。それは、私と義父の「思考回路が似てる」問題。


時間を逆算して計画を立て、2つ以上のことを同時進行したいタイプの私と義父。同じような性格なら話し合えばどうにかなりそうなものですが、決定的に違ったのが「できるか」「できないか」でした。


私は、できないのです。でも、やりたい。目についたことを片っ端から始めてしまう。で、ぐちゃっとなって萎えて放置。でも、これが義父はきっちりと完遂できるのです。素晴らしい。


となると、義父にとって私の効率の悪さと雑さは目に余るわけで。暮らし始めたころは、私が放置した家事を、しびれを切らした義父がしれっと片付けてくれていることが多々ありました。そして私は、そのことに恐縮し、なんとなく居心地が悪くなる……。


しかし、これも今は解決しています。解決法については、ただただ義父が諦めてくれたことに尽きます。そもそも、のほほんと気ままな性格の義母との長年の生活で、良い意味で諦めることの重要さを知っていたのでしょう。


今では互いの家事には手も口も出さず、「助けて」と言われれば救いあう、柔軟なスタンスになっており、これが「気持ちの良い同居のコツ」なのだと思います。義父の寛容さには、本当に頭が上がりません。

 

同居人として気持ち良く生活するために

そもそも、義父がおこなう家事にはこだわりがあります。特にゴミの分別に厳しい義父に、私も最初のうちは無理矢理合わせていたのですが、徐々に面倒になってきて……。でも、義父の行動のすべてに明確な理由があることがわかったのです。


それは「ゴミ収集員の方が怪我をしないように」ということ。そのやさしさ100%で構成された理由を聞いて、私は感動! 今では私も分別の鬼と化しています。


私は義父のこだわりに便乗し、義父は私の至らなさに目をつぶる。相手の生活と自分の生活、どちらにもちょっとの負荷と新鮮さを取り入れることが、同居を続ける秘訣だと思っています。

 

 

結婚について考えたとき、夫とのあれこれよりも先に義両親とのエピソードが浮かんでくる私。夫が仕事で外出している間、在宅で仕事をする私と義両親の3人で暮らす時間が圧倒的に多く、私の中での「結婚」は義両親とイコールに感じられます。義両親との関係が密すぎて、夫には寂しい思いをさせてしまっているかも!? 今日からはもう少し、夫と私、ふたりの間にもフォーカスを合わせて暮らしていきたいところです。

 

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著者/つちやです

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