まずは友人に聞いてみる
筆者がアラフォーで興味を持った生理用品とは「布ナプキン」。同じくアラフォーの友人に聞いた布ナプキン体験話がこちらです。
(友人)「何度か使ったことがあるんだけどねー」
(筆者)「使い心地はどうだった?」
(友人)「蒸れないのは良かったよ」
(筆者)「今はどうしてる?使い続けてる?」
(友人)「友達から誕生日祝いに貰って産前は使っていたけどね。赤ちゃんのお世話をしながらだと使い捨てナプキンの方が楽チンでさー。洗うのが面倒になってやめちゃった! あと、使用済みの置き場に悩んだのよ。一応、蓋付きのバケツに入れておいたけど、アパートのお風呂場は狭くてねー。」
しばらく使ったけれど、やめてしまった人は結構いるようで、「布ナプキン自体が分厚いから、乾きにくいんだよね」という声も。
けれども、何はともあれ実際に使ってみないことには!と思い、まずは商品リサーチから始めてみることにしました。
ネットで探してみたら……
使い捨てナプキンといえば、「ソフィ」「ロリエ」「エリス」などがメジャーなブランドですよね。コットン素材のナプキン扱うメーカーを合わせても、筆者が知る限り10ブランドもないかな……という印象です。
しかし、布ナプキンをネットで探し始めて驚いたのが、取り扱うメーカーの多さ! 自分に合うお手頃価格の商品を求めてネットサーフィンして数日。書き出してみると、なんと30社越え!
かわいい生地が目を引くものもあれば、素材にこだわったもの、吸収力の高さが売りのものなど形も価格もさまざまで、正直何を選べばいいのかわかならくなってしましました。
お店で買うのはひと苦労
そこで、ネットだけでなく、実際に手に取って素材感や厚みをチェックしたいと思い、店頭販売しているメーカーを探してみることにしました。片田舎に住む筆者の近所にあるドラッグストアやスーパーでは、布ナプキンを扱う店舗は見当たらず。確か「無印良品」には布ナプキンがあったはず!と思って探したけれど、ネット注文だけの取り扱いで店頭にはありませんでした。
ようやく見つけたのが、車で40分の場所にある巨大ホームセンター。いろんなオーガニック商品を集めたコーナに「メード・イン・アース」というメーカーの布ナプキンを発見しました。ネットの布ナプキン人気ランキングなどで、上位に入っているのを見て、気になっていた商品の一つです。
おりもの用を買ってみた
売り場を見回して最初に感じたのが、「……お高い!!!!!!」
繰り返し洗って使えるのだから当たり前なのかもしれませんが、使い捨てナプキンに比べたら気軽に試せる価格ではありません。使い捨てナプキンの昼用に相当するようなレギュラータイプで1枚3000円近く。羽部分がついたホルダーと呼ばれるポケット付きの本体に、パットを差し込んで使うタイプで、触ってみると夜用の使い捨てナプキンくらいの厚みを感じました。
けれど、包装されたビニール袋の上から触った感じはフカフカしていて、見た目は赤ちゃんのスタイや服に使われそうな生地。「これは試してみたい!」と思わせる出会いでした。
ただ、最初からあれもこれもと揃える勇気はなく、とりあえず量の少ない時やおりもの用におすすめという1枚1100円の「リトル布ナプキン」という商品を買ってみることに。ハードルをかなり低めに設定して、布ナプキン生活を始めてみます!
わが家に布ナプキンがやってきましたー!
買い物は即決タイプではなく、じっくりリサーチして買うタイプの筆者は、布ナプキン選びにもかなり時間がかかってしまいました。リサーチから購入するまでに要した時間は1週間! 個人的には多くの商品が出回るネット市場とは逆に、店舗での取り扱いが少ないのが残念……。次回は、購入した「リトル布ナプキン」を実際に装着してみて、布ナプキンを体感したリポートをお届けします!
ムーンカレンダー編集室では、女性の体を知って、毎月をもっとラクに快適に、女性の一生をサポートする記事を配信しています。すべての女性の毎日がもっとラクに楽しくなりますように!
取材・文/ZONOKO