第3子を妊娠し、「女の子がほしいなぁ」「それには私も女らしい格好をしようかなぁ」と思い立ったものの、いまさらマタニティウェアを新調するのも気が引ける・・・と悩んでいました。そこで、チュニックやワンピース、ペチパンツを自分で作ることにしました。
デザイン選びで楽しんで!
もともと私自身は裁縫は好きで、長男や次男のズボンなどは縫っていたのですが、自分の服は久しぶり。
もし、娘が生まれたらお揃いが作れるように、布の裁断段階で気を付けながら、産後も着られるようなデザインを選びました。
図書館にはたくさんのソーイングブックがあるので、作りやすく好みのものを選ぶのも楽しい時間ですよ。
時間を見つけて願いを込めて
当時、長男は幼稚園、2歳の次男はお昼寝が大好きだったので、その合間と夜に時間を見つけて作っていました。
子どもがいると、自分のための時間はなかなか作りにくいのですが、「願掛け」の意味も込めて、”おなかの子のため”と勝手な理由をつけたので、ずいぶんはかどりました。ついでに、好みの色の丈夫な布でスリングも作っておきました。
念願のお揃い!
私の願いが通じたのか、無事女の子を出産。翌年の夏には、娘に念願のお揃いのワンピースを着せることができました!
むちむち肌におむつで大きなおしりには、妊婦と同じ形のワンピースがぴったり。縮小サイズでそのまま作れるので、1時間ほどで完成しました。
翌年は娘にチュニックとして着せ、今ではすっかり小さくなって着られませんが、私の分はまだまだ懐かしさに浸りながらお気に入りの数着として着ています。
妊娠中はゆったりした気持ちで好きなことができる貴重な時間です。簡単に作れて、産後も着られるデザインがたくさん。少しの残り布で子どもとお揃いも作れるので、ぜひ挑戦してみて下さいね。(TEXT:ヤスタミコ)