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「あと少し…」フリマサイトに釘付けの夫。ある日、決定的なことが起こって…

4歳の女の子と生後6カ月の男の子を育てています。2人目を妊娠中、出産準備の一環として家の中を整理することにしたころのことです。そこで出てきた不用品を夫がフリマサイトで売ってくれていたのですが、だんだんと夫がのめり込んでいき、少し困ったことになってしまいました。そしてある日、決定的なことが起きたのです。

スマホを触る父親イメージ

 

 

 

フリマアプリにはまった夫

2人目を出産する前に家の中をスッキリさせようと始めたフリマアプリ。そうしたことが得意な夫は、自分からわが家のフリマ担当として名乗りを上げてくれました。最初は私も夫と一緒になって、「目標金額までお金が溜まったら何を買おうか?」などと楽しく手伝いをしていました。しかし、すぐに雲行きが怪しくなってしまいました……。

 

というのも、夫がフリマアプリにのめり込むようになっていったのです。何かにハマるととことんこだわる夫の性格もあってか、四六時中スマホを触っているような状態になってしまいました。

 

当たり前のように家のことは私

特に私が負担に思ったのは休日。それまでは夫が娘と2人で遊んでくることも多かったのですが、フリマアプリにハマった夫はとことんフリマに時間を使います。話しかけても「あと少し」と言って一向に動く気配がなく、仕方なく私は身重の体で娘を連れて2人だけで遊びに行くようになりました。


もちろん家事をすることもなく、部屋の隅でずっと出品する物の写真を撮ったり、スマホをいじったり。出かけたかと思ったら発送のための段ボールを買いに行っただけのこともありました。正直「そこまでしなくても」と思いましたが、家の不用品を処理してくれていることもあり、私も強く言えないでいました。

 

 

効いた娘の切実な言葉

ある日決定的なことが起きました。わが家は暗黙の了解で、食事中にスマホは触りません。しかし、食事をしているときに夫がスマホをいじり始めたのです。画面をちらっと覗き見ると、またフリマアプリ。内心げんなりしながらも夫に注意しようとしたとき、「お父さん、ごはん中だよ」と娘が厳しい顔で夫に注意していました。

 

まるで私が言うような口調で注意する娘に驚いていると、「お父さん今全然遊んでくれないんだから、ごはんのときくらい〇〇(娘)のほうを見ててよね!」と口をとがらせていた娘。私はすかさず「お父さんと遊べなくなってさみかった?」と聞くと、娘は急にポロポロ泣きながら「うん……」と私にしがみつきました。夫は娘の言葉に「しまった!」という顔をし、「ごめん! 本当にごめん!」と娘に謝っていました。

 

 

この言葉をきっかけに夫のフリマアプリ熱は落ち着くことに。休日もいつも通り娘を連れてお出かけするようになりました。夫に聞くと、「のめり込み過ぎた。娘を泣かしてまでやることじゃなかった」と大いに反省しているようでした。

 

 

監修/助産師 REIKO

作画/きょこ


著者:山口花

著田舎で1女1男を育てる母。コーチングの資格を子育てに生かしながら日々奮闘中。主に妊娠・出産・教育の記事を執筆している。

 

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