寝込むほどのひどい生理痛持ち
私は生理痛がすごく重い体質。生理が始まって3日目ぐらいまでは、ほぼ寝たきりになって、なんとか生理期間を乗りきる……という有り様です。
23歳のとき、こんなことがありました。
付き合って1カ月の彼とのデート日に生理がきた!
その日は激しい腹痛と倦怠感を覚えて起床。歩くのもしんどいほどの痛みだったのですが、なんとかトイレに辿り着くと、案の定、生理が始まっていました。
タイミングの悪いことに、この日は付き合って1カ月になる同い年の彼とのデート日! しかも屋外デートの予定でした。だけど私は立ち上がるのもつらくて……。泣く泣く「ごめん、生理が始まったからデートに行けない」と、断りのLINEを送りました。
メッセージの送信後、しばらくして既読はついたものの、数十分待っても返信がありません。彼には、付き合うときに生理が重いことは説明していました。ですが、彼に既読スルーされた私は「生理を理由にデートを断るなんて呆れられちゃったかな……」と落ち込んでしまいました。
デートのキャンセルをLINEで送るも返信しなかった彼が…
ところが、しばらくすると自宅のインターホンを鳴ったのです。見てみると、そこにはコンビニ袋を手に提げた彼が!
彼は「生理痛がひどいって聞いていたから、とりあえず食べられそうなものと痛み止めを持ってきたよ」と言って、ヨーグルトやゼリー、インスタントのお粥などを差し入れにきてくれたのです! そして、買ってきた痛み止めの薬を飲んで横になっている私の腰をさすってくれて、
「俺の姉ちゃんもこんな感じだったから。めちゃキツイって聞いてたし。無理しないで」と、やさしい言葉をかけてくれました。そんな彼のことがもっと好きになり、「これからも一緒にいたい!」と思いました!
その後も彼は、生理のたびに私を気づかってくれました。ナプキンを持っていなかったときや切らしてしまったときに、恥ずかしがらず買ってきてくれたり、仕事を休めないときには車で送迎してくれたりしたことも……。彼にはとても感謝しています!
生理痛の症状は人によって異なります。なかなか人に伝わりにくい部分だと思いますが、周囲の人やパートナーが理解して接してくれるととても助かります。そのためには、日ごろから自分の症状をちゃんと伝えておくことが大切だなと思いました。
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監修/助産師REIKO
文/わこらぽさん
イラスト/塩り
腹痛い腹痛いいわれても迷惑だし