記事サムネイル画像

「娘の歯並びが悪い原因は…私!?」歯科医の説明が衝撃的過ぎて、血の気が引いた…そのワケとは!?

長女はちょうど5歳くらいから乳歯が抜け始め、永久歯が生えてきました。しかし永久歯が増え始めると、少し重なり合う歯が出てくるなど、歯並びが気になるように……。就学前健診でも指摘されたため、かかりつけの歯科に相談しました。すると、歯科医から、衝撃の説明があったのです。

歯並びが悪いのは……

歯並びについて相談すると、医師から「娘さんはあごが小さいので、乳歯よりも大きい永久歯だとちょっと収まり切れなくなっているんです」と説明されました。しかし、まだ永久歯は3本程度だったため、今すぐ矯正を始めるのではなく、少し様子を見ながらあごを育てることを意識した食生活をするようにと言われました。

 

私は、「あごを育てるってどうしたらいいの?」と思わずにはいられませんでした。長女はすでにおせんべいなどの硬い食べ物もおやつでよく食べていましたし、医師が言う「あごを使う食事」が何なのかピンとこなかったのです。

 

あごが小さい原因は私?

「あごに良い食事ってどういうものなんでしょう? やっぱり硬いものですか?」と私が尋ねると、医師は「硬いものもそうですが、大きい物も大事です。おかずの具材などは大きめに切るといいですよ」と教えてくれました。

 

聞きながら、血の気が引くのを感じました。私は長女の食事をいつもひと口サイズかそれ以下に切ってあげていたのです。「もしかしてそのせいで、あごが育たなかったのかもしれない。歯並びの治療が必要になった原因は私なのでは?」と思ってしまった私は、長女への申し訳なさでいっぱいになりました。

 

 

少食の長女にいろいろ食べさせたかった

長女はもともと非常に食が細く、食への関心が薄い子でした。好き嫌いはないものの、食べ慣れない物や硬い物を出すと、すぐに食べるのをやめてしまうのです。そのため、私はなるべく長女が食べるときの労力を減らして、ラクに食べられるような食事作りを心がけてきました。

 

下の子たちも同じようなタイプだったので、「子どもの食事はそんなもの」という感覚が強くなり、長女が小学生手前となった当時もおかずはひと口サイズが続いていたのです。結果、長女は「何かにかぶりつく」「嚙みちぎる」といったことをほとんどしないまま大きな永久歯が生え始めてしまいました。

 

今からでも遅くない!?

長女の歯並びの悪さは自分のせいかもしれないし、もしかするとほかに原因があるのかもしれません。確かな原因はわからないけれど、何もしないわけにはいきません。ひとまずその後は、食事をひと口サイズに切ることをなるべくやめるようにしました。長女だけではなく、下の子たちもあごが小さめに育つ可能性があると考え、下の子どもたちの食事も、噛みちぎれるサイズにするなど、年齢や発達を考慮しつつ、工夫しました。

 

歯の抜け代わりで噛みにくいときなどは、ひと口サイズなど小さめに切ることもありましたが、そのときは食後に両奥歯でガムを噛ませるなどして、なるべくあごをたくさん使う食生活を心がけました。

 

 

長女は今8歳。次の検診で、歯の矯正をおこなうかどうか決めることになりました。正直まだ見た目にはあごの成長を感じられませんが、そのときまでしっかりあごを鍛えて、矯正が必要になったとしてもなるべく負担を軽くしてあげられたらいいなと思っています。

 

※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。

 

 

監修/助産師 松田玲子


著者:岩崎はるか

2女1男の母。両実家とも遠方のためワンオペ育児中。先天異常の影響で肺が片方しかない医療的ケア児を含む3人の子を育てた育児体験談のほか、大学院で農学を学んだ経験から食についても執筆。

ベビーカレンダー記事制作の取り組み
  • \ この記事にいいね!しよう /
    現在ログインしていません。ログインしますか?
    シェアする

    • コメントがありません

  • あわせて読みたい記事

    気になる記事をまとめ読み

    人気連載

    新着連載

    連載完結

    もっと見る

    注目記事を探す

    人気記事ランキング

    アクセスランキング
    コメントランキング

    お得な無料キャンペーン

    暮らしの新着記事

  • PICKUP

    ベビカレアプリ
    新コーナー!

    ✨今すぐ✨
    チェック →