娘を怒鳴ってしまった夫を責めることなく、「パパ、仕事大変? ちょっと疲れてるよね?」と気遣いの言葉をかけた妻。
「お仕事いつも頑張ってくれて、ありがとうね」
この日を境に、妻は変わった。
「僕と帰ってこない妻」第124話
「パパは仕事で疲れてるんだから、気持ちだけでうれしいよ」
朝ごはんも、愛妻弁当も作ってくれるようになった。
急な飲み会も快諾してくれるし、育児も家事も一切していない。
毎日疲れて帰ったあと、子どものお世話もあると正直、気が滅入るから助かる……
「夫は仕事をして稼ぐ、妻は家事と育児に専念する」
役割をしっかり分けたほうがうまくやれている気がする。
そう思っていたけれど……。
妻の「繕った笑顔」に、夫はまだ気づいていない……。
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前の話を読む123話
「いつもありがとうね」怒鳴った夫を責めず、気遣った妻。冷たかった彼女が変わった日 #僕と帰ってこない妻 123
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次の話を読む125話
「準備よろしく」妻におつかいを頼み続ける夫。まさか「当然の仕事」だと思ってる? #僕と帰ってこない妻 125
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最初から読む1話
「しばらく帰りません」妻が子どもを連れて家出。飲み会のあと帰宅すると置き手紙が… #僕と帰ってこない妻 1
気が滅入るって。毎日旦那に気遣って家にとじこもって誰とも話さないで家事育児一人でこなして ても奥さんは娘の世話に気が滅入るなんて思ってないと思うよ。むしろ娘がいるから頑張れてると思う