40代前半になると、髪にチラホラと白髪が目立つようになりました。そのころ私は学校の図書館で働いていたので、かがんで本を整理したりしていると、子どもに「先生、白髪みっけ! 」と指摘されることも。なんだかちょっと恥ずかしくて、これはなんとかしなくてはいけないなあと思い、髪を染めるようになりました。髪の悩みに四苦八苦しながらも自分に合う白髪染め方法を見つけた体験をお伝えします。
白髪が少ないときはヘアマニキュアが良い感じ
染料のにおいが苦手で肌が比較的弱い私は、本格的に白髪を染めるにあたってどうしたら良いかを美容師さんに相談しました。すると美容師さんは「ヘアマニキュアなら頭皮に負担が少ないからおすすめですよ」とのこと。おすすめされるままにヘアマニキュアを試してみたのですが、染め上がりを見て自分でも「これだ! 」と思いました。
染髪中の刺激なども感じなかった上に気になるにおいもなく、髪にツヤ感も出ていてなかなか良い感じだったのです。唯一、数日で根元の白髪が目立ってきたのが難点でしたが、それでもまだそのころは白髪が少なかったので、3カ月に1度の頻度で染め直せば気に病むほどではありませんでした。
しかし、それから約3年が経過。白髪の量はだいぶ増え、1カ月に1度はヘアマニキュアをしないと間に合わなくなりました。この頻度で美容室に行くのは面倒だし、金銭的にも大変負担です。そこで、ほかに良い方法がないかと探していたら、洗髪時に徐々に染められる商品を発見したので、試してみることにしました。
お風呂でできる白髪染めトリートメントをお試し
私が見つけたのは「レフィーネ ヘッドスパトリートメントカラー」(購入時:税込み3,457円)です。これは使うたびに白髪が徐々に染まる白髪染めトリートメントで、1日目は色が入らなかったのですが、2日目にはうっすらと染まり、3日目には色が髪に入りました。素手で扱っても大丈夫なくらい肌にやさしく、わざわざ手袋をつけなくてもいいところがすごいです。これで3カ月に1度美容室でヘアマニュキュアをして、白髪の根元が気になってきたら、自宅で1週間に2回この商品でケアという形で乗り切りました。
ただ、50代に入ると髪に元気がなくなり、トリートメントやシャンプーを良い物に変えても、髪がうまくまとまらずツヤもなくなりパサつきが気になるように……。さらに、白髪の量が増えたせいか、ヘアマニュキュアだと白髪が目立つのが一段と早くなったような。困ったなぁと思っていたときに、ふと思いついたのが、以前試したことのあるヘナカラーでした。
夏場汗をかく時期にヘアマニキュアだと色落ちして困っていたのですが、そのときに美容師さんにすすめられて夏の間だけ使っていたのがヘナカラーでした。そういえば、ヘナカラーを使うと髪が元気になったようだったと思い出し、試してみることにしました。
ヘナカラーで髪が元気にツヤも戻った!
以前ヘナカラーをしてくれた美容師さんに染めてもらうことにしました。美容師さんから「白髪の部分は明るく染まるけど、黒い部分は明るく染まらないですが良いですか? 」と言われ、「そういえばヘナカラーだと黒い部分がより黒々した感があってなじめなかったんだった」と思い出してちょっと悩みました。ですが、すぐに気を取り直して「お願いします」とヘナで染めてもらいました。
そして、最近はだいぶ明るい髪色に慣れていたので、でき上がりを見たときは「ちょっと黒いかな? 」という気がしたのですが、1週間ほどしたらだいぶ見慣れて「この色もなかなか良いじゃない! 」と思えてきました。
肝心の髪質ですが、なんだか元気になってコシがあり、ツヤも出て良い感じです。扱いやすくなってドライヤーで乾かしたあとに変なクセが出づらくなりました。白髪もヘアマニキュアだと2週間ほどで気になってきていたのが、ヘナカラーだと1カ月ほどは気になりません。梅雨で湿気も多くなり、どんどん暑くなってくるこれからの時季は、ヘナカラーと自宅での白髪染めトリートメントの2本立てで乗り切って行こうと思います。
まとめ
50代となり、髪にツヤがなくなったり、雨の日は髪がまとまらなかったりして憂うつでしたが、ヘナカラーのおかげで久しぶりにツヤのある髪を取り戻しました。雨の日も比較的髪が広がらず、憂うつな気分からも解放されています。髪の悩みは尽きないですが、これからも前向きに対処していきたいと思う今日このごろです。
※記事の内容は公開当時の情報であり、現在と異なる場合があります。記事の内容は個人の感想です。
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著者:ririca
いつの間にか54歳になって驚いている今日このごろ。猫2匹とまったりと暮らしつつ、挑戦したいことは前向きにチャレンジ中。