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離乳食中期になった赤ちゃんがみじん切りを食べてくれない! どうする?

ペースト状を食べていた初期から急に粒状のみじん切りになると食べない赤ちゃんがいます。今日はかたまりを食べてくれない赤ちゃんの対策を教えます。裏ごしから急にみじん切りに変えると食べにくいと感じることもあるため、最初は裏ごしに少しずつみじん切りした食材を加えていくのもひとつの方法です。

 

こんにちは。離乳食インストラクターの中田馨です。離乳食初期から、離乳食中期に移行し始めたころ、「赤ちゃんが食べなくなった」というお話はよく聞くことです。

 

とくに、少し形のあるかたまりを食べてくれない赤ちゃん。どうして食べてくれないのでしょうか? 食べるようになるにはどうすればいいのか、赤ちゃんへの対応のポイントをお話ししますね。

 

どうして食べ物のかたまりを食べてくれないの?

離乳食初期の赤ちゃんは、食べ物を裏ごししたものを食べますよね。それが離乳食中期になるとみじん切りになります。離乳食の本には、離乳食中期に移行するのは生後7カ月ごろが目安です。ですが、赤ちゃんの発達は赤ちゃんそれぞれです。
 

かたまりを食べない赤ちゃんは、「咀嚼の発達」「のみ込みの発達」などが少しゆっくりなのかもしれませんね。そんな場合はもう少し裏ごしでも大丈夫ですよ。数日裏ごしのまま食べて、徐々にみじん切りに進んでいきましょう。

 

どう進めていけばいい? 3つのポイント

食べ物のかたまりが苦手な赤ちゃんに、離乳食をどう進めていけばいいでしょうか?

 

1. 最初は裏ごしとみじん切りを混ぜてみる

裏ごしから急にみじん切りに変えると食べにくい赤ちゃんもいます。最初は裏ごしに少しずつみじん切りした食材を加えていくのもひとつの方法。徐々にみじん切りの量を増やすことで、大きな変化にビックリすることなく離乳食を進めることができます。

 

2. やわらかい食材から形を変える

やわらかく、かたまりでも食べやすい食材から形を変えてみましょう。たとえばじゃがいも、さつまいも、かぼちゃ、豆腐など。やわらかい食材に慣れてきたら、少し食べにくい食材にも、徐々にチャレンジです。

 

3. とろみをつけてみる

かたまりが食べにくいときは、片栗粉などでとろみをつけることも1つの方法です。とろみをつけることで飲み込みやすくなりますよ。

 

 

まだ、離乳食を始めてカ月ほどの赤ちゃんです。まだまだ離乳食の練習期間ということを忘れずに。食べなければ母乳やミルクを飲んでもいいので、赤ちゃんのペースに合わせて離乳食を進めてあげてくださいね。

 


保育士で家庭的保育所経営。一般社団法人 離乳食インストラクター協会代表。関東と関西中心に、離乳食インストラクター養成講座やママ向けに離乳食講義・料理教室を開催中。「かおりの“和の離乳食レシピ”blog」では1500以上の離乳食レシピを掲載中。

 

 

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