「今までのことを振り返って話すのは、正直まだ辛いです」とはちみつこさんが素直な想いを義母へ伝えると、義母は「え?」と目を丸くして……
孫の発達障害を知った義母 最終話
「もしかして余計なお世話だったかしら」
はちみつこさんが黙っていると、義母は自分の子育て時代のことを話し始めました。
誰かと話したかった、悩みを聞いて欲しかった……
そんな孤独で不安だった昔の自分と重ね、はちみつこさんを気にかけていた義母。
でも、
「発達が何だろうが、きいくんはきいくんよね」
この言葉を聞き、義母の想いを知ったはちみつこさんは自然と涙が出ました。
しかし……
その一件後も、義母のおしゃべり好きは相変わらず。
はちみつこさんは、自分の気持ちをしっかりその都度伝えることが一番だと実感。
理想は静かに見守って欲しいけれど、おしゃべり好きな義母が気にかけてくれた方が良いと思ったり、思わなかったり……なはちみつこさんなのでした。
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