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「1人目のときは平気だったのに!?」まさか妊娠初期に診断されるなんて…私の病気への向き合い方

2人目の妊娠がわかり、初めての妊娠のときより心に余裕があった私。しかし妊娠3カ月の健診で妊娠糖尿病と診断されました。初産では何もなかったのに、しかもこんなに早い時期に診断されるなんて……とショックでしたが、悪化させないよう、しかししっかりエネルギー量を確保できるようさまざまな対策をおこない、前向きに向き合いました。

まさかの診断にショック!

私のつわりは食べつわりでいつも何か食べていましたが、初産のときも同様だったので血糖値のことは特に気にしてはいませんでした。しかし妊娠3カ月の健診で尿糖を指摘され、少し早いけれど糖負荷試験をおこなうことに。

 

結果は妊娠糖尿病。知識としてはあるけれど、まさか私が……とショックでした。これからは毎食後に血糖を測ったりするのかと思いましたが、先生からは「まだ早い時期だから、食事に気を付けて様子を見ましょう」と言われました。

 

間食を見直し、いつもの食事にプラスワン

食事に気を付けると言っても、つわりで食べられる物も限られているし、単純に食事を減らしたのでは必要なエネルギーをとれません。そこで病院の栄養士さんと相談し、間食はチーズやナッツなどの糖質が少ない物を選び、つわりが落ち着いたら今までの3食の食事に何かタンパク質がとれるおかずを1品増やすことにしました。

 

上の子のお世話もあり自分の食事に気を配る余裕がありませんでしたが、ツナや納豆など、手軽に食べられる食品でタンパク質を補いました。

 

2度目の糖負荷試験、そして出産

妊娠6カ月のとき、再度糖負荷試験をおこないました。このときはすべての項目が基準値に入っていて、ホッとしたことを覚えています。しかし妊娠糖尿病という診断が消えるわけではなく、むしろこれからさらに血糖値は下がりにくくなっていきます。

 

食事の内容は変えず、体調が良いときは無理のない範囲で上の子と散歩を楽しみながら、運動も心がけました。そして迎えた出産の日。生まれてきた赤ちゃんは妊娠糖尿病の影響もなくとても元気で、私は安心しました。

 

 

その後赤ちゃんはすくすく成長し、私の血糖値も元に戻りました。しかし先生から、「今後、糖尿病と診断される可能性もあるから定期的に検査をしたほうが良い」と言われ、かかりつけ医に相談し診てもらっています。妊娠糖尿病と診断されたときはとてもびっくりしましたが、今では自分の食事や健康を見直す良いきっかけだったと思っています。

※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。

 

 

監修/助産師REIKO


著者:香川えりか

3歳と1歳の2児の母。管理栄養士・登録販売者・調剤事務管理士の資格を取得。ドラッグストアで開催されるベビー相談会を担当し、多くのママさんに寄り添ってきた。

 

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