言葉の発達が遅い娘
私の娘は言葉の発達がゆっくりで、2歳を過ぎてもなかなか2語文が出なくて悩んでいました。ちょうどそのころ保育園の先生から、娘が「保育園ではほとんど言葉を発さない」と言われてとてもショックを受けました。
その後は、地域の育児相談に通って臨床心理士さんに言葉の発達について相談。臨床心理士さんからはとにかく「言葉のシャワーをかけてあげてください」と言われました。できる限り娘に話しかけようとしましたが、もともとおしゃべりではない私は、まだ話せない娘に一方的に話しかけ続けるのが結構難しいな……とも感じていました。
とある幼児教育本との出合い
私は娘にできる限り話かけるようにはしていましたが、他にもできることはないかなと育児本を読み漁りました。そこで、本の読み聞かせをすることで言葉の発達が伸びるというのを目にしたのです。
その本には1日10冊の本を読み聞かせることをノルマにすると良い、絵本を読むだけなら口ベタなお母さんにも続けやすいのではないかと書かれていました。私は「確かに、絵本を読むだけなら簡単にできる!」と思い、その日から毎日最低10冊以上の絵本を娘に読んであげることを習慣にしました。
保育園の先生も驚き! 言葉が急成長した娘
それから2週間程度で驚くほど娘の言葉が増えました。そして、日常生活の中でも、「おいしい!」「楽しい!」「これがいい!」などと、自分の意思を伝えられるようになったのです。
さらに、保育園の担任の先生や他のクラスの先生からも、「お話がじょうずになりましたね!」と毎日のように褒められるようになりました。
口ベタな私は、まだ話せない娘に言葉のシャワーをかけ続けることに苦戦し、言葉が遅いのも自分のせいだと感じていました。読み聞かせを始めてからは、娘の言葉が驚くほど成長して、私自身も絵本を読むだけでとても簡単なので無理なく続けられています。今後もこの習慣を続けていきたいと感じています。
※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。
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監修/助産師 松田玲子
イラストレーター/ネコ山
著者:本田 ひな
2歳女児の母。管理栄養士として保育園に10年勤務した経験と、投資歴13年の経験を生かし、栄養やお金について執筆中。