イキイキした女性の共通点!「若返りホルモン」を増やすためにできること【美容専門医】

若かったころの自分の写真を見ると「年を取ったなあ」と実感する今日このごろ。できることなら若返りたい……と夢見てしまいますが、私たちの体内にあるホルモンのうち、「若返りホルモン」と呼ばれているものがあることをご存じですか。美容と健康に関わるホルモンに詳しい、美容専門医の黒田愛美先生に「若返りホルモン」について聞きました。

この記事の監修者

医師黒田愛美先生

美容・アンチエイジング専門医。トライアスリート。Zetith Beauty Clinic副院長。1979年東京生まれ。2003年獨協医科大学医学部卒業後、東京女子医科大学内分泌乳腺外科に入局。2007年品川美容外科へ入職、2011年品川スキンクリニック新宿院の院長に就任。2013年同クリニック、表参道院院長に就任。その後、予防医学と分子栄養学を改めて学び、美容外科、美容皮膚科、アンチエイジング内科の非常勤医師として複数のクリニックの勤務を経て、現在に至る。著書に『アスリート医師が教える最強のアンチエイジング』(文藝春秋)。

 

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「若返りホルモン」とは?

「マザーホルモン」とも呼ばれるDHEA

「若返りホルモン」とはなんとも魅力的な名前ですが、どんなホルモンなのでしょうか。

 

“若返りホルモン”と呼ばれるのは、DHEAというホルモンです。DHEAは“抗酸化ホルモン”とも呼ばれ、老化の原因となる活性酸素を減らす働きをします。代表的な働きは抗酸化作用ですが、以下のような働きもします。

 

・ 免疫力を高め、炎症や腫瘍を予防する

・ インスリンの働きを助け、糖尿病を予防する

・ 筋力を維持し、代謝を高めて体脂肪を減らす

・ 動脈硬化を予防する

・ 脂質異常症を予防する

・ ストレスを緩和し、意欲を向上させる

・ アルツハイマー病を予防、改善する

・ 性的欲求を高める

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元気に生きていくために必須のホルモンで、およそ50種類のホルモンに分化することから、“マザーホルモン”とも呼ばれています」(黒田先生)。

 

DHEAは誰にでもある?

DHEAイメージ

 

生きていれば常に出ている

DHEAは生きるためには必須のホルモンなので、常に出ています。ただ、20代をピークに年々減少し、40代に入ると多くの人がピークの約半分に減少してしまいます。

 

女性ホルモンのエストロゲンも、DHEAから分化して作られます。加齢により減少するDHEAとともに、女性ホルモンも減少していくのです。

 

DHEAが不足していると、極端に疲れやすい、朝起きられないといった症状がよく見られます」(黒田先生)。

 

元気な人は数値が高い

加齢とともに減少するDHEAですが、数値が高い人もいて、そこには共通点があるそうです。

 

「“頭と体がすっきりと働く”“健康で意欲的”という特徴です。例えば第一線で活躍するアスリートや経営者、政治家などはDHEAの数値が平均レベルより高いことがあります。また、数値が高い人ほど寿命が長いということもわかってきました」(黒田先生)。

 

数値を高くするためには?

生活習慣の見直しイメージ

 

まずは基本的な生活習慣の見直しから

DHEAがあったら、もっといきいきと活動できそうです。増やすことは可能なのでしょうか。

 

「まずは規則正しい生活”“バランスの良い食事”“適度な運動”“良質の睡眠”“ストレス回避”を心がけましょう。特に過度なストレスは、DHEAを分泌する副腎に大きな負担をかけます。

 

自分なりのリラックス法を持ち、ストレスをため込まないことが重要です。

 

また、自然薯、納豆や黒豆、アボカドにはDHEAが多く含まれることが知られています。意識的にメニューに取り入れると良いでしょう」(黒田先生)。

 

改善が見られない場合は専門医に相談を

DHEAにはサプリメントもあるのですが、基本的にはクリニックで処方します。しかし、単純にDHEAをサプリで飲めば、誰もが元気になるというわけでもありません。

 

DHEAの摂取基準量は1日あたりおよそ25mgで、DHEAが多ければ多いほど良いというわけではありません。過剰摂取すると副腎の働きが鈍くなるという研究結果もあります。

 

疲れやすい、やる気が出ないといった症状はDHEAが不足していることが原因のこともありますが、違う原因の場合もあります。

 

気になる方はまずは栄養外来でDHEAの値を検査してみると良いでしょう」(黒田先生)。

 

まとめ

「若返りホルモン」と聞くと、つい飛びつきたくなってしまいますが、単純に増やせば良いというわけでないようです。となると、すぐできるのは基本的な生活習慣の見直しとストレス回避。ストレスを完全になくすことは難しいですが、ストレスを受けたときのかわし方ややり過ごし方を身に付けると良いのではないでしょうか。

 

 

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取材・文:mido

ライター歴25年。35歳で第1子、38歳で第2子出産。最近、たるみが加速して二重あごが悪化。身長153㎝なのにLサイズの服が少しきつくなってきて……人生最後のダイエットを計画中。

 

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