もともと細かった夫が、社会人になって激太り!
私と夫は大学のサークルで出会い、結婚しました。学生のころは、スポーツをしていたこともあってスレンダーな体型だった夫ですが、社会人になり、生活リズムが不規則になり始めてからどんどん体重が増えていきました。
今ではなんとBMIが25以上……。まごうことなき肥満体型で、会社の健康診断でも脂質の数値が大変なことに。これではいかん!と、夫婦会議を開くことにしました。
※表現には主観が含まれますが、日本ではBMI25以上が肥満とされています。
夫婦会議で取り決めた、夕食のルール
太ったから痩せたい、健康になりたい。そのために何ができるかを一緒に考えることにしました。
仕事が忙しい夫でもダイエットするにはどうしたらいいだろう。そもそも太った原因はなんなのかを考えていたときに、夜遅い時間にがっつり夕食を食べているからでは?と私が指摘したところ、夫はなるほど!と納得した様子で、「そうだ! 20時を超えて帰宅した日の夕食は、僕はスープだけでいいよ! 白ご飯や油ものは食べないようにしよう」と提案してくれました。
「夫の帰宅が20時を超える日は、夜ごはんはスープのみ用意する」これが我が家の新ルールに決まりました。
痩せた夫に愛も再熱?
スープだけではどうしてもおなかが減ってしまうので、スープ1品でボリュームが出るよう工夫。また、栄養が偏らないよう、数種類の野菜に加え、たんぱく質もとれるように肉や魚、大豆製品、卵など、いろいろな食材を取り入れました。
さらには、味に飽きないように和洋中に加え、最近では韓国のチゲやタイのトムヤムクンなど、今まで作ったことのないメニューにも挑戦しています。1品だけ考えればいいのでとても夕食づくりがラクになり、今日はどんな味にしようかな? と、私も楽しんで夕食を作れるようになりました。
スープ生活を続けて半年、新型コロナウイルスが流行って飲み会がなくなったことも追い風となり、夫は無事マイナス10㎏を達成しました。出会ったころの体型に戻るにはあと5㎏は痩せないといけませんが、昔の面影を取り戻し始めた夫にきゅんとする毎日です。
仕事が忙しく、帰宅が遅いせいでどんどん太ってしまった夫の体型改善にもなり、私も用意がラクちんでお気に入りとなった我が家の新ルール。
夫婦でずっと健康に過ごすためにも、これからも継続していこうと思います。
著者/上野万里
作画/村澤綾香
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