突然の再開に大焦り! 思わず使った物は…
産後1年4カ月を超えたある日、私は子どもとともに近くのカフェへお出かけしていました。コーヒーを飲んでのんびりしていたそのとき、股あたりに違和感が……。じわっとしみる懐かしい感覚に、もしかして……!?と思い、子どもを抱えて慌ててトイレへ駆け込むと、下着には真っ赤な血ががっつりとついていました。
産後初の生理再開がお出かけ中に起こるなんて。すっかり気を抜いて生理のことは頭の片隅にもなかった私は、もちろん生理用ナプキンを用意していません。産後初だからなのか、いつもより経血の量も多く感じ、トイレットペーパーを巻いて当てるだけでは間に合いそうもありません。トイレの中で、私は大焦りでした。
そんなパニックになった私の頭の中に、あるアイデアが思い浮かびました。
そうだ! 子どものおむつを使ってしまえ!
意外なアイテム、使い心地は…
私は、子どものおむつの両側を割き自分の下着にあて、席へと戻りました。しかし座っていると、なんだかごわごわして落ち着かない……。羽がないのでズレそうな気がして、経血が漏れていないかとそわそわする……。普段ナプキンがいかに使いやすいのかを実感しました。結局、ゆっくりコーヒーを飲む気にもなれず、飲み干してそそくさと家へ帰りました。
帰宅してからチェックすると、おむつはさすがの吸水力で、しっかりと経血をキャッチしてくれていました。漏れていなかったことにホッとしながらも、これからは常にナプキンを持ち歩こう、と誓いました。
子どものおむつで何とか事なきを得ましたが、やはり生理用ナプキンは偉大だ!と実感しました。
もし2人目を授かることができたなら、産後はいつ生理が再開してもいいように、ナプキンをかばんに忍ばせておこうと思っています。
※産後1年以上(授乳を続けている場合)、または卒乳後6週間を経過しても月経がない場合は一度かかりつけ医に相談してください。
著者/上野万里
監修/助産師 REIKO
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