娘が興味を持ったことをさせてあげたい。ゆうこは、早速体験レッスンに申し込んだのですが……。
ピアノの体験レッスン後、ボスママ軍団に遭遇!?
娘の体験レッスン後、ショッピングセンターにいくと、フードコートで偶然ボスママ・まさえさんたちを発見したゆうこ。
「私、誘われてない! どうしよう……。除け者にされたのかな?」
ドキドキするも、すぐに「どうせくだらない噂話をしてるんだろうな」と気持ちを切り替えます。
このとき習い事を始めたことが、新たなトラブルの種になるとは知る由もなく……。
「どうして一言も教えてくれなかったの?」
ある日突然、さえちゃんがピアノを始めたことを責めてきました。
え? 何を言っているの? 意味わからん。
困惑するゆうこに対し、「以前まさえさんが早期教育は弊害があるって言っていたのに」とさえちゃんは続けます。
そういえばそんなこと言っていたような……。
ゆうこは「忠告ありがとう。でもそんな大げさなものではないの」とさえちゃんにやんわり伝えるも、「もういい! ゆうこちゃんって意外と頑固だよね」と怒って立ち去ってしまいました。
そこは個人の自由でもいいのでは? 習い事にまで口を出してくるなんて……。
そう思うと同時に、娘の人間関係に影響しないか不安になってしまいます。
でも、娘は楽しそうにピアノを練習しているし、そんな理由で辞めさせたくない。
その後しばらくは何も言われなかったので、気にし過ぎかなと思っていたゆうこでしたが……。
「まだ辞めてないの? ピアノ教室」
ついにまさえさんから面と向かって聞かれることになってしまったのです。
子どもの習い事をどうするかは家庭によって考えはそれぞれ。その考え方が通用しない人たちと関わってしまったら……皆さんだったらどうしますか?