実はお茶や白湯はNGなことも!?助産師が教える暑い季節の体に負担をかけない「水分補給」とは?

助産師・国際ラクテーションコンサルタントの榎本さんが、暑くなるこれからの季節の赤ちゃんの水分補給について教えてくれました。赤ちゃんにとって大切な水分補給。実はNGな対応していませんか…!?

この記事の監修者

助産師榎本美紀
国際ラクテーションコンサルタント・おむつなし育児アドバイザー

2001年に助産師免許取得後、杏林大学医学部付属病院・さいたま市立病院・順天堂大学練馬病院の勤務を経て、2013年に埼玉県さいたま市に訪問型の助産院「みき母乳相談室」を開業しました。病院勤務での経験を元に、母乳育児支援の国際ライセンスである国際ラクテーションコンサルタントとして、地域の母乳育児を支援しています。訪問時の相談は、母乳だけではなく離乳食や抱っこひも、スキンケア、寝かしつけなど多岐にわたることも。また、おむつなし育児アドバイザーとして、トイレトレーニングなどの相談も受けています。自身も一児の母として奮闘中です。

喉の渇きなどを訴えることができない赤ちゃんの水分補給は、そばにいる大人が気をつけてあげなければならず悩むところですよね。脱水などを心配して、大人がよかれと思ってやっていることが、実はNGなことも。

今回は、赤ちゃんの水分補給のポイントについてお話しします。

 

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おっぱいやミルク以外の水分はあげた方が良いの?

生後6カ月未満の赤ちゃんへの水分補給は、母乳か育児用ミルクにして、その他の水分は不要といわれています。お茶や白湯などの水分は、赤ちゃんの未熟な消化機能では水分として取り込みづらく、その他の水分を摂ることで必要な母乳や育児用ミルクの飲む量が減ってしまうリスクもあり、必要な栄養が取れなくなってしまうことがあるのです。

 

そのため、生後6カ月未満の赤ちゃんが外出先や野外でなどで汗をたくさんかいた場合には、他の水分をあげるのではなく、通常よりこまめに授乳をすることが大切です。

 

離乳食が始まった赤ちゃんの水分補給は?

生後1歳未満であれば、水分補給の中心は母乳や育児用ミルクがメインなので、無理してその他の水分で水分補給する必要はありません。しかし、離乳食を食べるようになってきて、母乳の授乳回数や育児用ミルクの量が減ってくるようでしたら、他の水分も離乳食や授乳に影響しない程度にすすめてもよいでしょう。

いっぺんにたくさん飲ませるというよりは、数口程度をこまめに分けてあげる感じにしましょう。

 

赤ちゃん用のイオン飲料やジュースは、あげすぎるとそれだけを好んで飲むようになることがあり、糖分の摂りすぎにつながります。発熱などの病気の際にもなるべく、母乳や育児用ミルクを与えるようにしましょう。

最初は、麦茶や白湯をあげるようにすることをおすすめします。ミネラルウォーターをあげる場合は、赤ちゃんの胃腸に負担の少ない軟水にしましょう。

 

お茶や白湯などの水分補給は何であげる?

最初の生後6カ月頃に麦茶や白湯をあげる場合は、哺乳瓶に慣れている場合は哺乳瓶でも良いですが、量が少量なのでスプーンやコップなどがあげやすくおすすめです。

ストローマグであげる場合は、少量ずつ入れてあげるようにします。1〜2時間で飲み切る量を目安にして、それ以上の時間になったら破棄するようにしましょう。

 

逆流防止機能のあるストローであっても、口をつけたものを長時間常温に置いておくのは雑菌が繁殖しやすいので避けるようにしましょう。 別の容器でお茶などの水分を用意しておき、新しいものと入れ替えるようにするのも良いでしょう。

 

まとめ

暑くなる季節にむけて、屋外などでは基本的には授乳の間隔を通常より空けすぎないように注意することが大切です。発汗の程度や、おしっこの量と回数などに注意しながら、授乳や水分補給のコツが掴めると良いですね。

 

 

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