しかし、1歩を踏み出し、可能性は大きく広がってきたものの、旦那さんがいなくなってしまったのは変わりません。辛くないはずがありませんでした……。
生きてなんていたくないのに
幸せになろうと、すべてに「YES」と言ってポジティブになり、可能性を広げたせせらぎさん。
しかし、最愛の旦那さんのまーくんを失った事実は変わりません。
辛い気持ちが変わるわけではありませんでした。
一緒に未来を描いた人がいなくなってしまったという悲しさはもちろん、せせらぎさんにのしかかる家事や仕事の負担は相当なものでした。
なかでも、長男のけーくんは発達障害があって、育児はとても大変でした。
「もうやだぁ」
「帰ってきてよ」
「会いたい」
と、何度も爆発したと言います。
せせらぎさんは生きることが辛くなり、「生きないといけない」、「子どもたちを生かさないといけない」、そう自分に言い聞かせる日々なのでした……。
◇ ◇ ◇
旦那さんを失って辛い中、さらにひとりで家事育児、仕事に向き合うことはせせらぎさんにとって相当なストレスになっていたようです。「頑張ろう」という励ましは追い打ちになってしまうのかもしれませんね。身近な誰かが最愛の人を亡くしたとき、みなさんならどんな言葉をかけますか?
せせらぎさんの最新投稿は、Instagramで更新されています。ぜひチェックしてみてくださいね。
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