麦茶作りはめんどくさい
私は子どもが生まれてからずっと麦茶作りをしていました。それが当たり前のことだと思っていたのです。食事時、日中の水分補給、水筒に入れる飲み物は基本すべて麦茶でした。
夏は飲む量が増えるため、娘たちの水筒それぞれ800mlと600ml分、家族で飲む2Lのお茶ポットを3回分は作っていました。お湯を沸かして、麦茶パックを入れて冷まして、ポットを洗ってを1日に何回も……。麦茶作りは簡単なようでめんどくさいのです。作っても作ってもなくなるような感覚でした。
わが家のお茶事情
麦茶作りに負担を感じていたある夏の日、私はお茶ポットを落としてしまいました。当たりどころが悪かったのか、ポットは割れて使えなくなってしまいました。ちょうどそのとき忙しかったので、代わりのポットを買いに行く時間もなく……。
お茶を作っても入れるところがなくなったので、わが家ではその日から麦茶作りをやめて、水を飲むことに。水道には浄水器がついているので、それをそのまま水筒に入れたり、コップに入れて飲み始めたのです。
浄水器でいいじゃん!
浄水器の水をそのまま飲むって、なんてラク! 割れてから1週間後に新しいポットを買ったのですが、一度味わってしまったラクな浄水器生活、もとの麦茶中心生活に戻す気にはなりませんでした。
そこで私は麦茶を作るのは1日1回と決めました。水筒の中身は麦茶ではなく水に。子どもたちには特に文句を言われませんでした。後からテレビで知ったのですが、水筒に入れる飲み物は麦茶より水のほうが腐りにくいというメリットもあるようです。もちろん麦茶パック代も浮きます。
この一件以来、私は麦茶を1日に何度も作る生活をやめました。今のところデメリットは感じていません。作業自体は大したことないはずなのに、毎日何度もおこなうことで大変に感じていた麦茶作り。やめたことでプチストレスから解放されました。ズボラだとは思いますが、当たり前におこなっていた他の家事も本当に必要か見直して、生活をどんどんとラクにしていきたいです。
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著者:小川恵子
8歳と4歳の姉妹の母。育児サークルの幹部や習い事、執筆活動など、精力的に育児を楽しんでいる。