これまで積み重ねていた不満をすべて打ち明けた妻。そして、家出を決意する決定打となった、家出当日のことを夫へ聞いた。
「カズ君、私たちが出て行った日、何の日だったか覚えてる?」
「あの日は……結の誕生日だっ……!」
夫はずっと、どうして妻が家出したのかわからなかった。でも、この質問でようやく自分の過ちに気づいた。
妻が家出した日は「結の誕生日」だった。
夫が自分のことを見下していても、家事をどれだけ頑張っても感謝すらされなかったことも、我慢できた。自分のことはいい。
でも、娘のことは、耐えられなかった。
「少しでもいいから、結のことを見てほしかった……せめて誕生日くらい、気にかけてほしかった」
娘の初めての誕生日すら忘れて飲みに行ってしまうような父親なんて……。
ずっと受け入れられなかった「夫は娘へ愛情も関心もない」という現実を思い知り、家を出た妻。
「離れてみて、ようやく決心がついたよ」
妻が夫に告げた、決心とは……!?
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結局登場人物の描き方を見るに、異なる価値観の者同士が意見を擦り合わせながら、家族になっていく物語なんじゃなくて
一方的に夫の無理解や不誠実さを責め立てて、妻の不自由さや苦しさを訴える物語だったんだなぁって、少しがっかりかな。
私への機嫌取りじゃなくて、結を見てよって言えば良かった
違う違うって心の中でいくら言ってもそんなの通じないよ
この件ではカズ君が間違ってたと言うより、雪穂さんが伝えなかったことが問題
そして、それを責めるのは筋違い
自分も言えば良かったんだけどって前置きは必要だと思う