初めての妊娠では、あらゆることがよろこびと驚きの連続ですね。ただ、妊娠中は何かと体に変化が起こり、なかには不安を覚える変化もあります。そのひとつにおりものの変化が挙げられるのではないでしょうか?
そこで今回は、筆者が経験した妊娠中のおりものの変化についてお伝えします。
妊娠初期の茶色のものは、おりもの?
私は妊娠のごくごく初期に茶色のおりものがありました。「今月は生理が来ないな~」と思っていたところだったので、最初は遅れていた生理が来たのかと思いました。
しかし、約1日の間、ごく少量しか出なかったので、「もしかして赤ちゃん……?」と思い、検査をすると妊娠していました。この茶色のおりものは「着床出血」と呼ばれるそうです。妊娠の目安にはなりますが、その後はきちんと産院で検査をしてもらいましょう。
妊娠中のおりものの状態や変化について
私は、妊娠前よりおりものの量が多いと感じました。実際は粘性が低く、さらさらとしたおりものに変化し、下着が湿ったり汚れやすくなるため量が増えたように感じるようです。ツンとした不快な臭いやかゆみがなければ量が多い事自体は問題ないそうですよ。
私は妊娠後期に一気におりものの量が増えたため、「尿もれ」なのか「おりもの」なのか、判断ができませんでした。臨月にはサラサラではなく粘り気のあるおりものに変化しました。
妊娠中のおりものケアについて
妊娠後期は、非常におりものの量が多かったので、通常の「おりものシート」では吸水量が足りず、「尿とりパッド」を使用していました。生理用ナプキンより尿とりパッドの方が水分の吸収力が高いため、不快感を軽減できますよ。それでも蒸れるので、1時間に1回は交換していました。
妊娠後期になると、おなかも大きくなり、トイレの回数が増えるのは面倒ですが、快適に過ごすためには、こまめにパッドを交換するのがおすすめです。
妊娠中のおりものの変化は多くのママが経験することですが、不安があれば妊婦健診で相談しましょう。また、臨月におりものの量が多すぎる場合は、破水の可能性もあるので、異変があれば迷わず医療機関を受診しましょう。(TEXT:伊川遥)
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